ヘルピーウォーキングマップ北小学校区(中距離コース)体験記

ID番号 N3665

更新日:2019年03月01日

 中距離コースは、岩崎城のお膝元、北部福祉会館を起点に発着するコースで、岩崎の御嶽山を登る起伏のある約4キロメートルを、梅雨入り前の6月2日に歩いてみました。【市民スタッフ 北出和彦】

北小学校区ウォーキングイラストマップ

 起点となる北部福祉会館を出発すると、すぐに岩崎城を目前に仰ぎ見ます。細い道からお城の正面入口に進み、石段を登って城門をくぐり、戦国時代の面影を残す城内を、散策しながら当時をしのんで歩きました。

緑に覆われた岩崎城正門と木々の上に見える天守閣の写真

緑に覆われた岩崎城正門(マップの1番)

 車が行きかう57号線に出て、北へ向かい、弁天池を左に見ながら右折。長距離コースでは標高134メートルの御嶽神社奥之院へ。今回は、登り坂を東へ進みアジサイ遊歩道へ進みます。道が木々に覆われ始めた道沿いに、淡い色のアジサイが咲き始め、登り坂の疲れを癒やしてくれました。

薄紫色に咲き始めた遊歩道のアジサイの写真

咲き始めたアジサイ遊歩道(マップの2番)

 坂の上に着くと、太陽がまぶしく照らす岩崎御嶽社。大きな鳥居のわきには、サツキが咲き誇っていました。

岩崎御嶽社と刻まれた石柱と石の鳥居の横に咲き誇るサツキの写真

サツキが咲き誇る岩崎御嶽社(マップの3番)

 ここからは、下り坂で、少し歩くと、右側に平成展望台へ行く、長い急な階段を登ります。展望台には、3基のモニュメントポールが立っていて風、水、土を表しているそうです。

サツキの花の向こうに見える、展望台の3基のモニュメントポールの写真

展望台の3基のモニュメントポール(マップの4番)

 眼下には、南方面に市役所、市民会館などが一望できるパノラマが広がり開放感あふれる空間が味わえます。

展望台から広がる、鉄塔や町並みの眺望写真

展望台から広がる眺望(マップの5番)

 手入れがされた展望台のサツキには、満開の花にアゲハチョウが蜜を吸い、トンボが止まり季節の移ろいを感じさせてくれました。

展望台の鮮やかなサツキにとまった、アゲハチョウのアップの写真

展望台のサツキに集まるアゲハチョウ(マップの6番)

 さらに山を下ると妙仙寺が見えてきます。市指定文化財の妙仙寺山門、境内の臥龍の松が歴史を今に伝えます。

入り口両脇にサツキの咲き誇る、風格ある妙仙寺山門の写真

風格ある妙仙寺山門(マップの7番)

 ここからは平坦な道で北小学校へ向かいます。下校途中の子どもたちと出会い、長蛇の列が学校の校門まで続いていました。

整列して歩く、北小学校児童の下校風景の写真

北小学校児童の下校風景(マップの8番)

 小学校を過ぎ北へ進むと、畑が広がる田園風景は、阿良池市民菜園。背後には、岩崎の御嶽山を望み、日進の原風景とも言われています。

岩崎の御嶽山を望む阿良池市民菜園の緑豊かな写真

岩崎の御嶽山を望む阿良池市民菜園(マップの9番)

 ツバメが行きかう水田のある道を通って、岩崎川に戻ります。梅の木橋からの上流の景色は、三段の堰から滝のように流れ落ちる、涼しげな川の景観をたたえていました。

階段状に水の流れる、岩崎川の梅の木橋から望む北新田方面の景観写真

岩崎川の梅の木橋から望む北新田方面の景観(マップの10番)

 橋の袂の田植えが終わった水田のあぜ道には、ムクドリの子どもが大きな口を開け、親にエサをねだる子育ての姿も見られました。岩崎川沿いの新緑の桜並木を通り、桜の花を思い浮かべて帰路につきました。

水辺の辺りでくちばしを開く、巣立ちしたムクドリの親子の写真

巣立ちしたムクドリの親子(マップの11番)

 ウォーキングの楽しみ方は、歴史の探訪や自然の観察など、さまざまな歩き方があります。日ごろ気づかないことが発見できるのも一興です。自分流の歩き方で、無理なく、安全第一に気を配り、歩きましょう。

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