高齢者用肺炎球菌予防接種(定期接種)について

ID番号 N2241

更新日:2024年09月11日

平成26年10月1日から、高齢者用肺炎球菌予防接種の定期予防接種が始まりました。

肺炎は日本人の死因の5位を占め、年間7万人が肺炎により亡くなっています。肺炎による死亡者の約95パーセントを65歳以上の高齢者が占め、肺炎による死亡率は年齢とともに高くなっています。肺炎の原因となる細菌には様々なものがありますが、高齢者の肺炎の原因で最も多く、重症化しやすいものが肺炎球菌です。

現在使用されているワクチンは、肺炎球菌の93種類ある血清型の中で、頻度の高い肺炎球菌について予防するものです。ワクチンには、肺炎球菌による肺炎の重症化を防ぎ、死亡危険度を下げる効果が確認されています。

高齢者の肺炎球菌ワクチンとしては「ニューモバックスNP(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)」と「プレベナー13(沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン)」、「バクニュバンス(沈降15価肺炎球菌結合型ワクチン)」が使用されますが、定期予防接種として接種できるのは「ニューモバックスNP(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)」のみです。

対象

接種日当日に、日進市の住民基本台帳に記録されており、過去に肺炎球菌ワクチン予防接種「ニューモバックスNP(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)」を受けたことがない次のいずれかに該当する人

ただし、過去に「プレベナー13(沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン)」、「バクニュバンス(沈降15価肺炎球菌結合型ワクチン)」のみを受けている人は定期接種の対象となります。

    1.65歳の人

    2.60歳以上65歳未満の人であって、心臓、腎臓、呼吸器、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能のいずれかに障害を有する人(身体障害者手帳1級程度)

 

 定期予防接種の対象者以外は、高齢者用肺炎球菌ワクチン予防接種の助成制度があります。詳細は、「高齢者用肺炎球菌ワクチン予防接種費助成(任意予防接種)」のページをご覧ください。

長期にわたり療養を必要とする疾病等の特別な事情により、対象となる年度内に予防接種ができない場合はご相談ください。

令和6年度から対象者が変わりました

令和5年度からの変更点

1.年度内に65歳を迎える方ではなく、接種日現在で65歳の方が対象となります。

2.70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳の方への定期予防接種は令和6年3月31日で終了となります。

対象者で接種を希望される方は忘れずに受けてください

これまで対象の年度に肺炎球菌ワクチン予防接種を受けなかった場合、5年後に再度定期予防接種の対象者となっていましたが、令和6年度以降は65歳の間(66歳の誕生日の前日まで)に接種を受けなければ、今後定期予防接種の対象者にはなりません。
定期予防接種の対象者で、接種を希望される方は66歳の誕生日前日までに忘れずに接種を受けてください。

料金(自己負担金額)

2,500円(当日医療機関窓口でお支払いください。)
生活保護世帯の人は自己負担が免除になります(地域福祉課発行の受給証明書が必要です)。

接種回数

1回

実施場所

指定医療機関

  • 日進市、豊明市、長久手市、東郷町の指定医療機関で接種ができます(申請不要)。
  • 上記以外の愛知県内の医療機関でも接種ができます。(ただし、接種前に申請が必要です。申請から2週間程度の時間がかかる場合がありますので、余裕を持ってご申請ください。)詳細は下部の「愛知県広域予防接種事業(高齢者)」のページをご覧いただくか、健康課(保健センター)へお問い合わせください。

接種方法

指定医療機関に直接電話等で予約のうえ、接種してください。

指定医療機関以外で接種を希望される場合は健康課(保健センター)へお問い合わせください。

接種期間

65歳の誕生日から66歳の誕生日前日まで

持ち物

・高齢者用肺炎球菌ワクチン予防接種予診票兼接種券(対象者には誕生日経過後に個別通知あり)

・健康保険証又は後期高齢者医療被保険者証(生活保護世帯の人は、生活保護受給証明書)

・身体障害者手帳(60歳以上65歳未満の該当者のみ)

関連情報

この記事に関するお問い合わせ先

健康課(保健センター)
電話番号:0561-72-0770 ファクス番号:0561-74-0244

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