帯状疱疹の予防について

ID番号 N13050

更新日:2023年12月25日

帯状疱疹は日頃からの体調管理と早期発見・治療が非常に重要です!

1.帯状疱疹とは

水ぶくれを伴う赤い斑点が体の左右どちらかに、帯状に出る皮膚の疾患です。強い痛みを伴うことが多く、症状は3~4週間ほど継続します。

2.帯状疱疹の原因

子どもの頃にかかった水痘(水ぼうそう)のウイルスが原因で起こります。
水痘が治った後も、ウイルスは長期間体内に潜伏しているため、免疫力が低下したときにウイルスが再び活性化して帯状疱疹を発症します。
・日本人の多くは子どもの頃に水痘にかかっているため、日本の成人の9割以上がウイルスを保有しています。80歳までに約3人に1人が発症するといわれています。

3.帯状疱疹の合併症

・皮膚の症状が治った後も、50歳以上の患者の約2割は3か月以上痛みが続く「帯状疱疹後神経痛(PHN)」と呼ばれる合併症が生じるといわれています。PHNになりやすい因子としては、年齢(高齢者)、痛みが強い、皮膚の症状が重症であるなどがあげられます。
・その他目や耳に症状がでたり、重篤な場合には顔面神経麻痺が生じたりすることもあります。

4.帯状疱疹になってしまったときは

・早期に発見・治療をすることで、重篤化を防ぎ、早期に回復することが見込めます。
・ズキズキ・ピリピリとした痛みがあり、帯状疱疹が疑われるような症状がある場合には、できるだけ早く皮膚科を受診してください。

5.帯状疱疹の予防

免疫力を高める

帯状疱疹は免疫力の低下がきっかけとなって発症します。そのため、日頃から体調管理に努め、免疫力を高めることが非常に重要です。

(1)主食・主菜・副菜のそろったバランスのよい食事をとる
(2)十分な睡眠をとる
(3)適度な運動をする
(4)ストレスをためない

 

ストレス解消には「心にも作用するストレッチ」がオススメです!

市のホームページでは「心にも作用するストレッチ」を動画つきで紹介しています。「ストレス解消をしましょう」とよく聞くけれど、何をしていいのかわからない…そんな人は「心にも作用するストレッチ」をぜひやってみてください。忙しい日々の合間に、自分自身を労わる時間を少しでもつくることで、心身ともに健康でいることを目指しましょう!
【心にも作用するストレッチ】
https://www.city.nisshin.lg.jp/department/kenko/kenko/6/2/2/hea/2_1/12939.html

ワクチンを接種する(任意接種)

50歳以上の人は帯状疱疹ワクチンを接種することができます。ワクチン接種により、発症率を抑えたり、発症時に重症化しにくくなったりするといわれています。

日進市では、令和6年1月1日以降の帯状疱疹ワクチン予防接種について、接種日時点で満50歳以上の人へ補助を開始しました。接種を希望する人は、電子申請・はがき・窓口等にて健康課(保健センター)へお申し込みください。

関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

健康課(保健センター)
電話番号:0561-72-0770 ファクス番号:0561-74-0244

ご意見・お問い合わせ専用フォーム