2026年8月2日 にっしん平和のつどい2026

ID番号 N19152

更新日:2026年09月11日

歌と物語、そして証言でつなぐ図書館で深めた「平和への祈りと願い」

<市民スタッフ 中根美穂>日進市立図書館で、平和の尊さを五感で感じ、未来へとつなぐ多彩なプログラムが開催されました。午前のステージは、地域で活動する市民団体による朗読や音楽で幕を開けました。かわいいうさぎのTシャツ姿で戦争と友情の物語を語りかけた「うさぎ組」をはじめ、温かなオカリナ演奏を響かせた「お話みどりの風」、戦時中の奇跡を静かに語った「折戸女性の会」など、それぞれの思いが込められた演目が続きます。日進市の木の名を冠した「きんもくせい」や、原爆の悲惨さを臨場感あふれる語りで訴えかけた「泉の会」、平和を願う歌声を届けた「にっしん図書館サポーターズ」も順に登場。締めくくりとして、3歳から80歳代までが所属する「親と子のみどりの杜合唱団」が実話をもとにした『ぞうれっしゃがやってきた』を表情豊かに歌い上げ、観客に深い感動を与えました。

朗読を行う出演者たちの写真

朗読と歌の披露

歌を歌う出演者たちの写真

第2部の「親子で楽しむ平和コンサート」では、長江真弥さん、長谷川敬祐さん、宇野伊世さんによるトリオで登場!日進市の作曲家・藤村記一郎先生の楽曲披露や、沖縄の詩を題材にした絵本『へいわってすてきだね』の歌と朗読が行われ、音楽とともに変化するお話の世界に大人もこどもも引き込まれました。軽快なメドレーで盛り上がった会場はアンコールの手拍子に包まれ、最後は『トトロメドレー』を全員で歌いながら、笑顔があふれるあっという間の40分間となりました。

アコーディオンやキーボードを使った演奏を行う出演者と手拍子を行う参加者の写真

盛り上がる平和コンサート

第3部として行われた愛知被爆者の会(愛友会)の横山忠さんによる講演会「平和への想い」は、定員30人を大きく超える満員御礼となりました。生後9カ月で被爆された横山さんは、ご自身の被爆手帳や特攻隊員の遺書のお話しなど涙ながらに命と平和の大切さを訴えました。日本被団協のノーベル平和賞受賞の意義や、1995年に「非核平和都市宣言」を行った日進市の歩みについても触れられ、参加した小学生からは「初めて見る写真に驚いた。友達にも伝えたい」といった力強い感想が聞かれました。


世界で今なお紛争が続く中、たった80年前の日本の歴史に目を向け、当たり前の日常と平和を未来へ守りつぐ大切さを静かに見つめ直す、かけがえのない一日となりました。

講演会に参加する参加者の写真

満員の講演会

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