2026年8月15日 大人もこどももみんなで食育

ID番号 N19125

更新日:2026年09月04日

「食べること」を楽しみながら学ぶ

<市民スタッフ 青山 忍>8月15日(土曜日)、マチテラス日進の多目的室と調理室で、初開催となる「大人もこどももみんなで食育」が開催されました。「食べることをもっと楽しく、もっと大切に」をテーマに、地域で活動する企業や団体、店舗などが集結。こどもから大人まで、見て、触れて、作って、味わいながら食について学べる体験が会場いっぱいに広がりました。

 

会場には、食や健康、食品ロスなどをテーマにしたさまざまなブースが並び、親子連れを中心に幅広い世代が訪れました。

 

ヤクルトマーケティング東海のブースでは、商品の空き容器を使った工作に挑戦。楽しみながら作品を作る中で、食べ物を「赤・黄・緑」の3つのグループに分けて考える「三色食品群」についても学べる仕掛けが。

 

ジーエスエフでは、野菜の切れ端をスタンプにして巾着をデコレーション。普段なら捨ててしまう部分を活用することで、食品ロスを身近な問題として考えるきっかけに。SDGsをテーマにした紙芝居にも、こどもたちは興味津々です。

 

手をかざすだけで血中のカロテノイドを測定できる「ベジチェック」や、使用済みの食用油が飛行機の燃料になるまでの工程を映像で見ることができるVR体験も人気を集め、食と健康、環境とのつながりを楽しく体験する姿が見られました。

参加者のこどもたちが手に工作物を持ってピースしている写真

空き容器で作った「のこさずたべるンジャー」

参加者の親子が野菜のは材を使って工作を行っている写真

野菜スタンプでオリジナルの巾着を

こどもたちが夕食づくりに取り組む民間学童「Piggy Back Mates」のブースでは、塩こうじ作りにチャレンジ。学童のこどもたちが前日に塩こうじを使って作ったビシソワーズも試食できました。さらに、ブースで参加者に作り方を説明するのは学童に通うこどもたち。自分たちが学んだことを一生懸命伝える姿が印象的です。完成した塩こうじは持ち帰ることができ、1週間ほど熟成させれば食べられます。

こどもたちが参加者に対して接客を行っている写真

こどもたちが接客する塩こうじ作りのワークショップ

この他にも、ハーブソルト作りやバター作り、体調などに合わせてブレンドするシリアル作りなど、食をテーマにした体験が盛りだくさん。日進市の学校給食にも使われている日進産の野菜や、お弁当、ベーグルなどの販売もありました。

参加者が牛乳を入れた小さな容器を振っている様子の写真

牛乳からバターを作って、クラッカーで試食

野菜を購入する参加者の写真

天狗ナスやピーマンなど日進産の新鮮な野菜がずらり

調理室では、日進市の学校給食メニュー「キムタクごはん」と「冬瓜汁」を作る調理体験も。名古屋学芸大学管理栄養学部の学生がこどもたちのサポート役となり、一緒に料理を楽しみます。大学生がマンツーマンで丁寧に教えてくれるため、「料理をしたことがない」というこどもも安心して挑戦。包丁を握り、野菜を切り、具材を炒めるなど、一つひとつの工程を自分の手で進めていきます。

 

調理前には冬瓜についての学習も。「冬瓜っていう名前だけど夏に収穫できるって知っている?」という投げかけから、その名前の由来についても学びました。普段は料理された状態で目にすることが多い冬瓜を、実際に見て触れることで、食材をより身近に感じる時間となりました。

包丁で野菜を切る参加者の手元の写真

野菜の切り方は大学生が丁寧に指導

ボウルの中で食材をかき混ぜる参加者の写真

始めは緊張していたこどもたちもどんどん積極的に

盛り付けや配膳も自分たちで行い、いよいよ「いただきます!」

 

「給食よりもおいしい!」と、こどもたちは自分たちで作った料理をモリモリと頬張ります。普段は苦手な食材も、自分で作った料理なら食べてみようという気持ちが生まれるようで、残さず食べることができた子もいました。

 

食事の後は、食器洗いまで自分たちで。料理を作るだけでなく、片付けまで含めて食事に関わる一連の体験を楽しみました。食材に触れ、自分で作り、味わう。そんな体験の一つひとつが、食べることへの興味や、食べ物を大切にする気持ちにつながります。

器に盛りつけられた料理の写真

具だくさんの冬瓜汁とキムタクご飯が完成!

同じ机の上で出来上がった料理を食べるこどもたちの写真

みんなで楽しくおしゃべりしながら実食!!

「大人もこどももみんなで食育」は、毎日の「食」をもっと身近に、もっと楽しく考えるきっかけとなる一日となりました。日頃から日進市内で食に関する教室やイベントを開催している主催の植木佳代さんは、「日常と切っても切り離せない『食』をもっと楽しんでほしい。おいしく楽しく、それが健康につながってほしいと考えています。来年もぜひ開催したいです」と話してくれました。食を通じて人と人がつながる場として、今後の開催にも期待が高まります。

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