2026年7月26日 折戸夏まつり(天王祭り)
折戸の夏、提灯の灯りに願いをこめて
<市民スタッフ 冨岡>26日、折戸町で「お天王祭り」と呼ばれ親しまれている夏まつりが開催されました。このお祭りは、提灯に火を灯して町内を練り歩く「提灯とぼし行列」を通して、夏の酷暑を無事に乗り切り、無病息災や厄除け、実りの秋を迎えることを願って行われている折戸の伝統行事です。当日は幅広い世代の地域の皆さんが集まり、暗闇に包まれた町内で幻想的な夏のひとときを楽しみました。
折戸公民館に集まった地域の皆さん
茜色の空に染まった午後7時10分、いよいよ「提灯とぼし行列」の出発です。幕開けを告げたのは、折戸民俗芸能保存会による太鼓と笛の演奏。お祭りらしい音色が響き渡りました。
太鼓と笛の音色とともに「提灯とぼし行列」がスタート
行列が町内を進んだところで、スタッフが参加者の提灯に一つひとつ火を灯していきます。参加したこどもたちは、大人に見守られながら、手元の火が消えないよう歩みを進めていました。
提灯に、そっと火を灯してもらいます
ろうそくの明かりを灯した提灯を手に、参加者が列をなして町内をゆっくりと練り歩きます。春には桜並木が美しい折戸川沿いを進み、公民館の南側に位置する天王社に到着すると、参加者は一礼し、無病息災などを祈願しました。
折戸天王社で一礼し祈りを捧げる参加者
行列が折戸公民館駐車場に戻る頃には、すっかり日も暮れていました。参加賞が配られ、こどもたちからは「めちゃめちゃ楽しかった!」「きれいだった!」と嬉しそうな声があがりました。午後7時40分からは「折戸こども太鼓」の演奏や、よさこい鳴子踊りの「折戸悠悠」による演舞が披露され、息の合った太鼓や踊りに、来場者から拍手が送られました。
田園に浮かび上がる幻想的な提灯の列
暗闇の田園を揺れる提灯のやわらかな明かりが、夏の風景を美しく彩ります。安心してお祭りを楽しめるよう、地域の皆さんの協力によって受け継がれてきた「お天王祭り」。こどもたちの心にも、ふるさとの夏の記憶としていつまでも残っていきますように。
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更新日:2026年08月18日