2026年5月30日 市川家に木曽馬がやってくる!
100年の記憶を紡ぐなつかしくて優しい蹄の足音
木曽馬とのふれあいを楽しむこどもたち
〈市民スタッフ冨岡〉雲ひとつない青空のもと、旧市川家住宅で木曽馬との特別交流イベントが開催されました。来場者は、ふれあい体験や記念撮影を通して、木曽馬の優しい魅力を肌で感じる穏やかなひとときを過ごしました。
ゆっくりと広場を一周しました
当日は、抽選で選ばれたこどもたちの乗馬体験も行われました。スタッフに支えられながら木曽馬の背にまたがり、ゆっくり広場を一周。緊張した表情がしだいに笑顔へと変わっていく様子が印象的でした。
木曽馬は、長野県木曽地域を中心に受け継がれてきた日本在来馬です。比較的小柄ながら力強く、人懐こく穏やかな性格で知られています。草をおいしそうに食べる姿や、ブラッシングに目を細める様子に、来場者からは「かわいい!」と声が上がっていました。
かつての日常を想像させる木曽馬と古民家の風景
実は、日進市と木曽馬には深い縁があります。旧市川家住宅5代目当主・市川松三郎は、17歳の頃に自ら長野県根羽村に出向き、木曽馬を迎え入れて育てていました。人と馬が同じ屋根の下で暮らした当時の「馬屋(まや)」は現在も主屋にあり、こうした姿を今に伝える民家は愛知県内でも大変珍しいそうです。
香久山村(1889年に赤池・浅田・梅森・野方・折戸・蟹甲の6村が合併)の村長時代には、広い村内をこの愛馬に乗って移動していたといいます。
「木曽馬の里」の若菜ちゃんと乗馬体験
香久山村・岩崎村・白山村が合併し、日進村が誕生して今年で120周年、そして今年の干支・午(うま)年を記念して初の催しとなった今回のイベントでは、館内で「飯田街道展」(5月30日~6月21日/観覧無料)も同時開催されました。来場者は展示に見入りながら、松三郎が木曽馬とともに歩んだ飯田街道の歴史に思いを巡らせている様子でした。木曽馬とのふれあいを通して地域の歴史を身近に感じる、特別な一日となりました。
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更新日:2026年06月11日