2023年8月2日 親子でパソコン分解教室

ID番号 N14776

更新日:2023年08月10日

パソコンを分解して資源を探そう

使われなくなったパソコンを分解し、リサイクル可能な資源を探す「親子でパソコン分解教室」が2日、市民会館で開催されました。本講座は例年開催される日進市ESD講座の1つで、今回も抽選によって選ばれた6組16人の親子が参加しました。パソコンの分解からパーツの分別まで行い、参加者は熱心に作業に取り組みました。

講師の質問に参加者が手を挙げる写真

パソコン分解教室の様子

本講座の講師は、シーピーセンター株式会社の堀将嘉さんです。まずは簡単な自己紹介と3R(リデュース・リユース・リサイクル)の説明を行いました。今回の講座は3Rの中でリサイクルに当たる内容になっていて、分解・分別されたパソコンのパーツはさまざまな工程を経て、新たな資源に生まれ変わります。

また、パソコンの各パーツの機能についても、講師が分かりやすく人間の体に例えて解説を行いました。中でも心臓に当たるパーツであるCPUについて、今のパソコンに使用されるものと昔のものとの比較で、その大きさの違いに驚く参加者の様子が見られました。

講師がパソコンのパーツを持つ写真その1

今のパソコンに使用されるCPU

講師がパソコンのパーツを持つ写真その2

昔のパソコンに使用されていたCPU

パソコンの解説の後は、いよいよ分解作業のスタートです。作業直前に講師が「自分で分解できたパーツを一つだけ持って帰っていいですよ」と話し、子どもたちはやる気満々で作業に臨みます。作業中は親子やきょうだいで分解を楽しんでいる様子が見られ、あちこちで「なにこれ?」「すごーい」「見て!取れた!」とにぎやかに作業が進みました。

参加者がパソコンを分解している写真その1

パソコンを分解している様子

参加者がパソコンを分解している写真その2

分解作業中、講師が各テーブルを見て回り、分解のヒントや各パーツの解説を行いました。何の部品なんだろう?という参加者の疑問に講師が答え、「ほこりが入ると使えなくなるんだよ」と講師が伝えると、参加者は「デリケートな部品なんだ!」と、なかなか分解できないパーツの丈夫さに納得している様子でした。

パソコンから分解されたパーツの写真

分解されたハードディスク(データを読み書きする機能)

分解作業後は、「終わった人からもう一度パソコンを組みなおそう!」という講師の冗談に笑いつつ、分解したパーツを分別しました。講師は、「分別までしてリサイクルですよ」と語り、リサイクルの重要性を参加者に改めて伝えました。講座終了後、参加者の親子は「すごい楽しかった」「子どもが楽しそうで良かった」と講座の感想を語り、自分で分解し、選んだパーツを持ち帰りました。(黒)

分解したパーツを分別ボックスに入れる写真

分解したパーツを分別する参加者

この記事に関するお問い合わせ先

情報広報課
電話番号:0561-73-3149  ファクス番号:0561-73-6845

ご意見・お問い合わせ専用フォーム