2022年9月15日 にっしん少年少女創意くふう展展覧会

ID番号 N13655

更新日:2022年10月21日

「未来の発明家」たちの傑作

市内の小学生による、夢やアイデアあふれる作品を紹介する「にっしん少年少女創意くふう展展覧会」が、9月3日から25日まで市民会館で行われました。会場では展示とともに作品の人気投票も行われ、来場者が審査員となって気に入った作品へ票を入れることができました。

楽しい発想の数々

楽しい発想の数々

昨年で10周年を迎えたこの展示会は、「日進市少年少女発明クラブ」が毎年開催しているもので、次代を担う子どもたちの個性や才能を伸ばし、発明工夫や創造性を啓発す
るため、市内の小学生から作品を募集し表彰しています。
生活する中でこんなものがあったら便利だな、こんなものがあれば家族の助けになるかな、という発想を元に考えられた作品が多く、中には便利さだけでなくエコにもつながるよう工夫されているものもありました。

井上さんの作品「薬の時間だよー!!」

井上さんの作品「薬の時間だよー!!」

細かい仕組みが垣間見えます

細かい仕組みが垣間見えます

梨の木小学校5年井上絢葉さんの「薬の時間だよー!!」という作品は、おじいちゃんが薬を飲むのを忘れないようにするため、時間になると自動で薬が入ったカプセルが出てきて、さらには声でお知らせまでしてくれるという手の込んだ仕組みでした。
内部はいろいろなパーツが使われており、一見どのような仕組みで動くのか分からないような複雑さでした。
こちらの作品は見事、「日進市少年少女発明クラブ会長賞」に輝きました。

森田さんの作品「ねていてもOK!さいがい時エコエアレーション」

森田さんの作品「ねていてもOK!さいがい時エコエアレーション」

赤池小学校4年森田章仁さんの作品「ねていてもOK!さいがい時エコエアレーション」は、「日進市少年少女発明クラブ奨励賞」を獲得しました。
家のメダカのために何かできないかと、足踏みするだけで溜まった空気を長時間水槽に送ることができる装置を発明しました。これは電力を使わないため災害時でも利用でき、袋にいっぱいにした空気を、重りを利用することでゆっくりと水槽に送るよう工夫されています。

その他、同「奨励賞」に、西小学校5年加藤紫帆子さんの「ナフキンチャク」、「アイデア賞」に南小学校5年熊谷咲希さん、南小学校3年熊谷悠希さん(合作)の「コンパクトケーキ&プレート」がそれぞれ選ばれました。
会場内のどの作品もそれぞれに個性的で素晴らしく、出来上がった完成品だけでなく、作成の過程でどうすればうまくいくか試行錯誤する姿が想像でき、「未来の発明家」たちの傑作を楽しめました。(吉)

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