2022年9月21日 2022日進展・美術展コンサート2022
作品に込められた思いに触れる
毎年力作ぞろいの日進市民美術展覧会「2022日進展」が、9月21日から25日まで市民会館で開かれ、5部門計164点が展示されました。初日には美術にちなんだコンサートが初開催され、訪れた人たちは美術と音楽の鑑賞を楽しみました。
丹精込めた作品が並びました
じっくり鑑賞する来場者
風景や人物などモチーフは人それぞれ
工芸・彫塑部門にはさまざまな出品が
「2022日進展」は、日本画、洋画、工芸・彫塑、書、写真の全5部門。展示された作品を眺め、「どうやって描いてるんだろう」「この色がいいね」など、思い思いの感想を話し合いながら、一つ一つ鑑賞を楽しんでいる姿がたくさん見られました。
子どもたちの作品を展示した「にっしん子どもアート展」も同時開催。水彩画、書道、工作の3部門計386点が飾られました。訪れた人たちは、色とりどりに描かれた絵やさまざまな材料で作られた工作品など、子どもたちののびのびとした作品を見て回っていました。
展示初日のこの日、「DuoCuore(デュオクオーレ)」による美術展コンサートも午前と午後の2部、行われました。「美術」と「音楽」には、「作品の中で何が表現されているか、どんな思いが込められているか」を考えたり感じ取ったりしながら鑑賞するという点は共通しているそうです。美術鑑賞に訪れた人に、音楽にも同じように触れてもらえたら、という思いで開催されました。
「亡き王女のためのパヴァーヌ」「展覧会の絵」といった、絵画にちなんだ演奏が披露され、演奏会後には大きな拍手が送られました。バイオリンの山田典子さんは「ロビーでコンサートをしたのは初めて。音が上に上がっていくのを感じ、日差しの中で自然と調和しながら楽しく演奏できました」、ピアノの天野仁美さんは「クラシックになじみのない人でも楽しめて、美術展というテーマにもふさわしい曲目選びを念入りにしました」と、それぞれ大盛況に終わったコンサートを振り返りました。(牧)
2022日進展の市長賞(敬称略)
日本画 「朝」いそはたみか
洋画 「ぎんなん拾い」中野隆彰
工芸・彫塑 「Quattro foglie」稲垣利治
書 「送李太守赴上洛」林松宮
写真 「家路へ」水谷佐恵子
子どもアート展の市長賞(敬称略)
水彩画 「八坂神社」櫻山己織(4年生)
書道 「日本地図」入野カレン(6年生)
工作 「海をきれいにしよう」大嶋湊仁(3年生)
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更新日:2022年10月07日