2022年9月15日 世界アルツハイマー月間関連イベントin図書館2022
認知症をより身近に考える
世界アルツハイマー月間である9月、認知症に関する本の紹介や展示が、9月13日から30日まで図書館で開催されました。中庭には認知症のシンボルカラーであるオレンジ色のディスプレーが飾られ、館内には認知症関連のパネル展示や紹介本コーナーが設置されました。
中庭のディスプレーは昨年に引き続き、名古屋学芸大学メディア造形学部映像メディア学科の学生が制作したものです。「認知症サポーターキャラバン」のマスコットである「ロバ隊長」が描かれた四角い大きな展示物と、紙や布で作成されたアイテムがオレンジ色の糸でつり下げられ飾られています。
ロビーには、認知症当事者や家族だけでなく、今のところ認知症と縁がない人や、気になっている人など、さまざまな立場の人が認知症というものを知ることができる内容が6面のパネルに展示されました。その中の1面に認知症ご本人の声を集めたコーナーがあり、「温泉へ行きたい」「歌が大好き」などのほっこりする「声」から、その人らしく認知症とともに歩んでいこうというメッセージを受け取りました。
100歳以上の人が9万人に達した高齢社会である日本で、誰もが身近に起こりうる認知症について学び、触れる良い機会になりました。(吉)
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更新日:2022年09月30日