2022年7月24日 朝市46周年記念市

ID番号 N13272

更新日:2022年07月29日

日進の元気はここから始まります!

<市民スタッフ 大岡奈美子>
日進市で毎週日曜日に46年も続く朝市が開催されているのを知っていますか。その46周年記念市が24日にJAあいち尾東園芸センタ―で開かれ、地元で採れた新鮮野菜や自家製漬物などを求めて多くの人が訪れました。
おいしそうな野菜が並んでいます

おいしそうな野菜が並んでいます

コロナ禍でお休みした期間を除き、46年間毎週日曜日に変わらず続いてきたこの朝市。朝6時から開始と聞いていましたが、私が到着した5時45分頃には生産者もお客さんも準備万端。5台の車の前にはそれぞれの生産者こだわりの新鮮野菜や果物、お花や自家製漬物などが並べられており、待ちきれず6時前に始まりました。スーパーよりもお値打ちの値段設定がされていたり、例えばしま模様のないスイカなどの珍しい野菜が並んでいたり、そのお買い得な商品に多くの人が魅了され、あっという間に人だかりができていました。

生産者とお客さんの距離が近く、話をしながらお買い物ができるのが朝市の魅力の一つ。緑のズッキーニと黄色のズッキーニの味の違いなどの野菜の話を聞いたり、自分では扱ったことの無い野菜のおいしいレシピを聞いたり、保存方法を聞いたり。常連さんも多く、いろいろな人を交えながらあちらこちらで話に花が咲いていました。そんな中、この日初めて来てみたという人は、「地域の人と話ができてとても楽しかったです。レシピや保存方法などいろいろなことを教えてもらいました」とたくさん購入した野菜を持ちながら話をしてくれました。生産者もお客さんから新しいレシピを聞いて、それを試してまたお客さんに教えてあげてということもあるそうで、いろいろな家庭の味を知ることができるのも、この朝市の魅力だと感じました。

自分が選んだ野菜は食べるのも楽しみです

自分が選んだ野菜は食べるのも楽しみです

お買い物に使える割引券がもらえました

お買い物に使える割引券がもらえました

あっという間に大勢の人でにぎわった今日の朝市。早朝にも関わらず子どものお客さんもたくさんいて、おばあちゃんからお小遣いをもらって、自分の好きなものを買ったという男の子は、両手にいっぱい野菜の入った袋をぶら下げて、自分が選んで買ったスイカやおまけでもらった野菜などをうれしそうに見せてくれました。
46周年記念市の目玉は外れくじなしの抽選会。名古屋外国語大学の学生ボランティアが、お買い物をした人に対しての抽選を担当し会場を盛り上げていました。
生産者から直接購入できるこだわりの野菜は一味違います

生産者から直接購入できるこだわりの野菜は一味違います

生産者の中には46年前から参加している人も。お友達から誘われて参加したのがきっかけでずっと参加を続けているという生産者は、「種をまけば芽が出るのが楽しくて、作ることを続けています。楽しんで作ることが長く続く秘訣(ひけつ)」と話しました。

久しぶりに朝日を浴びながら楽しい時間を過ごしたこの日。オーガニックで育てている農家さんから私が家のプランターで栽培している枝豆についてちょっとしたこつを聞いたり、なぜか日進市の歴史の話に話が及んで学んだり、とても楽しい時間を過ごすことができ、早起きは三文の徳を実感した朝でした。

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