2022年6月15日 BoxArtでアートセッションin岩崎城

ID番号 N13181

更新日:2022年06月17日

19cm×13cm×4cmの世界

1日から19日まで、展望塔岩崎城3階で「城」「合戦」をテーマとしたボックスアートの展示が行われています。高校生までの児童、生徒から公募で集まった43作品と、アートセッションメンバーや岩崎城関係者の作成した6作品の計49作品はいずれも力作ぞろいで、それぞれの箱の中には、確かに「世界」がありました。
展示された作品。力作ぞろいです。

展示された作品。力作ぞろいです。

今回のボックスアートの規格は、縦19cm×横13cm×奥行き4cmを基準としたボックス(縦横自由)に、絵画や造形物を自由に配置して壁面につるすものです。集まった43作品は、5日に20人が審査を行い、6作品が岩崎城館長賞などを受賞しました。
岩崎城館長賞受賞作品「犬力争い~岩崎の陣~」

岩崎城館長賞受賞作品「犬力争い~岩崎の陣~」

岩崎城館長賞を受賞した「犬力争い~岩崎の陣~」は、「城」というテーマから犬のなわばり争いを連想したとのことで、新聞紙で作られた犬2匹の造形、マーキング行為によるなわばりの表現、見る人を日常に引き戻すごみ袋の存在など、審査員からも高い評価を集めていました。
アートセッション賞を受賞した「岩崎・長久手の戦い」

アートセッション賞を受賞した「岩崎・長久手の戦い」

ボックスそのものに工夫を凝らした作品も多数見受けられました。アートセッション賞を受賞した「岩崎・長久手の戦い」もボックスが塗装されており、中の地図部分との一体感が増しています。また、アートセッションメンバーなどの作品では、ボックスの中にとどまらない表現も見られます。

アートセッションメンバーなどによるゲスト作品

アートセッションメンバーなどによるゲスト作品

また、作品の中には西洋風の塔が表現されているものもあり、「城」「合戦」のテーマなのになぜだろうと首をかしげていると、村田館長から「お城は英語でキャッスルと呼ばれますが、天守閣などはタワーと呼ばれますので、つまり塔なのです。」と説明をいただきました。確かに、会場は展望塔岩崎城ですので、まさに塔でした。目からうろこが落ちるような思いになり、それぞれの作品に込められた思いを想像してみると、また新鮮な気持ちで楽しむことができました。
ボックスアートは、19日(日曜日)まで展望塔岩崎城3階で展示されています。(本)
 

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