2022年5月22日 どろリンピック(日進アグリスクール「米作り体験コース」)

ID番号 N13118

更新日:2022年06月01日

大人も子どもも大ハッスルしました!

<市民スタッフ 大岡奈美子>
田んぼで思いっ切り走ったことはありますか?日進市の主催する半年間の米作り体験コースの初回、泥んこ遊び体験のイベントとしてどろリンピックが開かれました。大人も子どもも泥の感触を楽しみながら、ゴールに向かって走っていきました。

まずはにっしん体操で準備運動です

まずはにっしん体操で準備運動です

この米作り体験コースは日進市とNPO法人Earth as Motherの共同企画。化学肥料不使用、除草剤不使用の田んぼで、田植えから稲刈り・脱穀までの米作り体験ができるだけでなく、田んぼを利用した遊びなどをしながら自然と触れ合える全5回の人気の講座。秋には収穫したものを味わう会も企画されているということで、回を追うごとに楽しみが増していきます。
今年は4年目で、今年もたくさんの応募の中から抽選で当選した20組の家族連れが参加しました。
初回のこの日は受付が終わった家族から田んぼの中に自由に入っていき、それぞれが足裏の感触を楽しみながら、慣れていきました。初めての感触に驚いて、お母さんに必死にしがみつく子もいれば、全く臆することなくバシャバシャと泥水の中に入っていく子もいて、さまざまな反応に思わず笑顔になってしまいます。
準備体操が終わった後はさっそく田んぼを走ります。軽快に走り抜ける子、一歩一歩はまった足を抜きながら前に進む子、お父さんにバランスを取ってもらいながらなんとかゴールする子、田んぼの中で靴下が脱げて無くなり泣いてしまう子など、大騒ぎの子どもたちのレースの後は、大人部門。一位の人には去年ここで収穫された特別なお米がもらえるということで、笑いなしの真剣勝負。泥を蹴散らしながら、走り抜けました。
小学生、走ります!

小学生、走ります!

その後、本日のメインイベント、田植えを行いました。まずは実演を含めた説明を聞いて丁寧に苗をほぐした後、あらかじめ分かりやすく引いてある線に沿って、みんなで一列になって稲を植えていきました。子どもにいろいろな体験をしてもらいたくて申し込みをしたと話をしていたお父さん、お母さんが、子どもが飽きてしまっても黙々と田植えをし続け、終わった後には達成感いっぱいの顔をしていた姿が印象的でした。この体験コースで毎年植えているのは「峰のむらさきもち米」。愛知県で栽培された特別な紫のもち米だということで、収穫が一層楽しみになりました。

みんなで一列になって植えていきます

みんなで一列になって植えていきます

一つ一つ丁寧に植えていきます

一つ一つ丁寧に植えていきます

このコースを運営するEarth as Motherの黒田さんは、「体験を通して共に学んで育てていくことをテーマに、食と農に興味・関心を持ってもらいたい、という思いを込めています」と話しました。
普段食べているお米がこれからどのように育っていくかを身近に感じていくことで、食に興味を持ち、農に触れ合っていくこの体験コース、毎年少しずつその内容は変わっていくということで、今年は中京大学の学生による特別企画も用意されているそうです。「たくさん植えて楽しかった」と話をしてくれた4歳の男の子は、親子で「またこの近くに来て、田んぼの様子を見に来ようね」という会話をしていました。

この記事に関するお問い合わせ先

情報広報課広報広聴係
電話番号:0561-73-3149  ファクス番号:0561-73-6845

ご意見・お問い合わせ専用フォーム