2021年10月22日 古民家deぎゃらりーコンサート
「美術×音楽」を楽しむ
さまざまなアート作品に囲まれた中で竪琴の演奏を楽しむ「古民家deぎゃらりーコンサート」が10月22日、旧市川家住宅で開催されました。旧市川家住宅では、10月14日から24日までの期間、市民が応募したアート作品を展示する「まちなかぎゃらりー2021」が開催されており、来場者は美術と音楽のコラボレーションを堪能しました。
アート作品の並ぶ空間で竪琴の演奏
この日演奏したのは竪琴アンサンブル「ラポール」。竪琴教室の講師3人で結成され、今回が初の演奏会だそうです。竪琴を使用した曲であり、アニメ映画の主題歌でもある『いつも何度でも』からコンサートは始まり、『赤とんぼ』など秋の童謡が演奏され、観客は竪琴の音色に聞き入っていました。
さまざまな種類の竪琴の音色を聞き比べました
「ラポール」のメンバーがこの日使用した竪琴は、市内の工房が製作したものです。演奏の合間に、大きさや弦の数が異なる3種類の竪琴を鳴らし、音色の聞き比べなども行いました。
この日訪れた人は「（旧市川家住宅には）初めて来ましたが、見ていて楽しいし、演奏も相まって落ち着く空間でした」と話し、「ラポール」の皆さんは「初めての演奏会でしたが、建物や観客の皆さんの雰囲気がやわらかく、見守られながら演奏できました」と話しました。
展示作品と古民家の情景を一緒に楽しめます
押絵の中にはニッシーやへルピーの姿も
「まちなかぎゃらりー」には、今年もさまざまな作品が応募されました。絵画、写真、書、押絵、レース切り絵など、丹精込めた作品が会場に並べられ、訪れた人たちは作品の精巧さに感心した様子で、じっくりと眺めていました。（牧）
「まちなかぎゃらりー2021」の展示作品が並びました
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更新日：2021年11月11日