2025年11月22日 昔の暮らし展示 ハレの日展
特別な一日を大切にいつまでも
〈市民スタッフ 伊藤茂年〉旧市川家住宅では、11月22日から12月7日まで、「昔の暮らし展示 ハレの日展」が開催されています。ここでは人生の節目にあたる人生儀礼にまつわる展示や金屏風を前に記念写真が撮れるコーナーなどが用意されています。
晴れ着と結納品
「ハレの日」とは、日本の伝統的な生活文化における非日常的な、お正月などの年中行事や人生の節目、祭礼などの特別の日を指し、生活サイクルの目安として、生活にメリハリを付ける役割を担っています。ハレの日は晴れ着を着たり特別な料理を食べたりして過ごします。
板戸に貼られた献立表
この住宅の主屋の通用口に通じる板戸に「法事 馳走の記」と題した献立表が貼られているそうです。法事の後の食事はハレの日のごちそうです。ハレの日にどのような献立を用意すればよいか忘れないように貼ってあるのですね。慌ただしく料理を作る姿や大勢で食卓を囲むにぎわいが目に浮かびます。
水引細工のコーナー
ドングリ工作のコーナー
ハレの日には欠かせない水引ですが、その結び方にも意味があります。水引の結び方についての解説があり、水引細工をすることができます。また、ドングリ工作もできるようになっています。
板の間に金屏風と緋毛氈(ひもうせん)の撮影コーナー
広い板の間には写真撮影のコーナーが設けられ、七五三や年賀状用の写真を撮ることができます。純和風の写真もハレの日にふさわしい記念の一コマになるのではないでしょうか。いつも晴れ晴れとしていたいですね。
この記事に関するお問い合わせ先
情報広報課
電話番号:0561-73-3149 ファクス番号:0561-73-6845










更新日:2025年12月03日