2025年10月4・5日 学校に泊まって~WA(話)WA(笑)WA(和)~
もしもの災害に備えて
〈市民スタッフ 伊藤茂年〉4日と5日、相野山小学校の体育館で1泊2日の避難所生活体験会が行われました。参加者は火消しゲームなどに参加したり、炊き出しを食べたり、宿泊の準備をするなどして貴重な体験ができました。
全員集まれー!
主催の相野山学区家庭教育推進委員会の星野恵美子委員長によると、この避難所生活体験会は、委員会のメンバーや学区の人たち、消防団の積極的な協力や歴代校長先生の後押しによって17・18年毎年継続して実施できているのだそうです。今回も親子133人が集まり、約50人が宿泊しました。
的の穴に玉が何個か入ると「消火」と表示されます
避難所生活体験会ではこどもたちが飽きないよう、運営がスムーズにできるようにいろいろな工夫がされていました。ランタン作りや火消しゲーム、打ち上げ花火やビデオ鑑賞などのメニューが盛りだくさんです。雑巾がけ競争では床がピカピカになりました。
炊き出しのカレーライス
体育館のあちこちで
炊き出しの準備ができました。よく煮込んだ野菜たっぷりのポークカレー、大人用に中辛もあります。あちこちから「おいしい」の声が聞こえてきました。

体育館に広げられた避難所用パーテーション
宿泊の準備が始まりました。ロールになったカーペットを広げ、その上にワンタッチでパーテーションを広げます。こどもたちはさっそく断熱シートに寝転んで「ちょっと硬いけど大丈夫、ゆっくり寝られそう」「友達と一緒で楽しい」とここでも元気いっぱいです。
就寝前のお楽しみはパンくい競争
夜食の配布はパンくい競争です。大人もこどもも全員参加で楽しそう。この体験会は、避難所生活を少しでも快適にする工夫が随所に見られます。参加者からは「実際に宿泊して避難所生活を体験するのはとても大切」という意見が多数聞かれました。「備えあれば憂いなし」ですね。おやすみなさい。
この記事に関するお問い合わせ先
情報広報課
電話番号:0561-73-3149 ファクス番号:0561-73-6845
更新日:2025年10月16日