2025年7月27日みぢかな生きもの図鑑をひらいてみよう
五感を研ぎ澄ませて観察してみよう
〈市民スタッフ 伊藤茂年〉「みぢかな生きもの図鑑をひらいてみよう」と題した講座が7月27日、にぎわい交流館で開催されました。13人の受講者は身の回りにどんな生きものが生息し、どのように関わりあっているのかを学びました。
自然豊かな日進市には多様な生きものが生息しています
この講座はにっしんESD事業の一つです。講師は1999年に設立の「日進岩藤川自然観察会」代表で、みぢかな生きものの生態を長年にわたり詳細に観察されています。
どんな生きものがいるのか分類します
最初に自分の身の周りにはどんな生きものがいるかを一種類ずつ付箋に書き出して分類しました。
生態ピラミッドを作りました
全ての生きものはお互いに支えあいながら生きています。このような複雑な関係をバランスよく保つための基本となるのが「生物の多様性」です。受講者は相談しながら、みぢかな生きものがピラミッドのどの位置に属しているのかを確認しました。生態ピラミッドは、生態系全体の安定性や環境変化の影響などを予測することができます。
豊かな土壌が大切です
林の断面図を使っての説明では、土壌を守ることは地球の健康維持に不可欠で、私たちの未来を守ることにつながると説かれました。日進市は都市化が進んではいるものの、まだ自然環境に恵まれているそうです。多様な自然環境を維持するために、五感を研ぎ澄ませてみぢかな生きものを観察することも大切ですね。
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更新日:2025年08月19日