2021年2月27日 旧市川家住宅ひなまつりイベント
和楽器の音色が春を連れてくる
＜市民スタッフ 三谷勇太＞
春の気配を感じさせる気候となった2月最後の土曜日の27日、つるしびなやひな人形で彩られた旧市川家住宅でひなまつりイベント「和楽器コンサート」が開催されました。この日披露された箏（そう）や雅楽の演奏に、日本の春の訪れを感じました。
春の気配を感じさせる気候となった2月最後の土曜日の27日、つるしびなやひな人形で彩られた旧市川家住宅でひなまつりイベント「和楽器コンサート」が開催されました。この日披露された箏（そう）や雅楽の演奏に、日本の春の訪れを感じました。
第一部で披露された箏の演奏
和楽器の音色に癒される来場者
旧市川家住宅は毎年この季節になると、つるしびなやひな人形を飾るひなまつりの展示が行われています。この日の和楽器コンサートはひなまつりの展示期間中の特別イベントとして実施されました。
二部制で行われ、第一部は愛知箏友会の水野静江さんと会友の戸田弘子さんが息の合った箏と三味線の演奏を披露。「春爛漫（らんまん）」や「うれしいひなまつり」などの春を感じさせる曲や、前日に演奏することを決めたという「紅蓮華（ぐれんげ）」を演奏し、来場者を楽しませていました。
旧市川家住宅での演奏は初めてだという愛知箏友会の水野さん。「コロナ禍で演奏の機会がなかったので演奏できることがうれしい。お客さんも楽しんで聞いてくれたのでは」と笑顔で話す姿が印象的でした。
雅楽の演奏
伝統工芸と伝統楽器のコラボレーション
また第二部では、岩崎雅楽会の皆さんによる雅楽の演奏が行われ、日本の古典音楽の魅力を伝えていました。
この日友人と参加していた女性は、「珍しいものが聞けて良かった。また聞いてみたい」と話していました。
旧市川家住宅の趣に伝統工芸と伝統楽器のコラボレーション。「和」で満たされたとてもすてきなイベントでした。もうすぐ春が訪れます。
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更新日：2021年03月11日