2021年2月13日 音とつながるコンサート~あなたに贈るSweet Valentine(スイートバレンタイン)~

ID番号 N11428

更新日:2021年02月19日

甘い音色に包まれて

<市民スタッフ 大岡奈美子>
バレンタインデーを翌日に控え、ちょっと心がウキウキしている13日、市民会館大ホールでピアノとバイオリン、チェロのコンサートが開かれました。年齢問わず多くの人に楽しんでもらいたいとの思いから、耳なじみのある曲や思わず体が動いてしまう楽しい曲が多く、来場した観客はその優しい音色に聞き入っていました。

会場は優しい音色に包まれていました

会場は優しい音色に包まれていました

今回のコンサートは市が地元アーティストと直接交渉し、開催を実現させたものです。ピアノを演奏した姫野真紀さんは日進市在住で、バイオリン担当の牧野葵さん、チェロ担当の柴田花音さんも愛知県在住。感染対策をしっかりした中で、多くの人に音楽に触れる機会をつくってもらいたいという思いから、普段は音楽コンサートになかなか入れない3歳以下の小さな子どもも入場可能で、大人も子どもも入場料はワンコインの500円。会場には小さい子を連れた家族連れなど多くの人が訪れていました。

「バレンタイン前日なので、熱い思いで作られた曲を選びました」とピアノ奏者の姫野さんが紹介し、その曲の作られた背景や作曲家の思いなどを演奏前に聞いた上でその曲を聴くと、普段よく聞く曲も、また違った熱い気持ちを感じることができました。

優しい音色から一変、情熱的な音色へと変わる二重奏に驚かされました

優しい音色から一変、情熱的な音色へと変わる二重奏に驚かされました

バイオリンとチェロの大きさの違いは見てわかるけれど、その音色の違いがはっきりと分からないのは私だけではないはず。それぞれの個々の演奏を聞いて音比べをしてその音色を楽しむ時間はもちろん、その後バイオリンとチェロの二重奏の演奏もありました。2つの音色がブレンドされると、頭の中で想像していたそれぞれの音を足した以上の音色が聞こえてきて、ふわっと包み込まれる雰囲気になり、とても不思議な感覚になりました。

後半はバイオリンとチェロそれぞれをピアノと一緒に弾く二重奏があり、かわいらしく軽快なバイオリンの音や、優しい音から一変して勇ましく情熱的なチェロの音色をピアノと共に楽しむことができました。

小学生と幼稚園児の女の子と両親の4人で来場した家族は、「小学校でチラシをもらってきた娘が行きたいと言ったので来てみました。コロナ禍でいろいろ制限のある中、久しぶりのコンサートは楽しかったです。アンコールでの曲が子どもたちのお気に入りでした」と話しました。

緊急事態宣言の最中、外出も買い物もいろいろな緊張感でいっぱいの毎日の中で、頭の中が優しい音色でいっぱいになった貴重な時間。日進市を音楽の街にしようという構想もあるということで、市の音楽イベントもこまめにチェックし、そんなすてきな時間を積極的につくっていきたいなと思いました。

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