2020年12月11日 にっしん少年少女創意くふう展表彰式

ID番号 N11221

更新日:2020年12月24日

個性豊かなアイデアを形に

創意工夫を凝らしたユニークな作品を「にっしん少年少女創意くふう展」に出品し、賞を獲得した児童たちへ11日、表彰状の授与が行われました。
作品と表彰状を手にする受賞者たちと久保田教育長

作品と表彰状を手にする受賞者たちと久保田教育長

にっしん少年少女創意くふう展とは、市内在住の小学4年生から中学3年生までの子どもたちが制作した作品の展覧会で、今年で3回目の開催となりました。身近にある困ったことや不安なことなどを解消して生活の役に立つような作品が9点出品されました。
9月に図書館で作品の展覧会と審査が行われ、「カラクリ防犯貯金箱」が発明クラブ会長賞を、「赤ちゃんお遊び防止ティッシュBOX(ボックス)」が発明クラブ奨励賞を、それぞれ受賞しました。「カラクリ防犯貯金箱」は「あいち少年少女創意くふう展2020」でも振興賞を獲得し、日進市で初めての受賞となりました。
作品の説明をする受賞者たち

作品の説明をする受賞者たち

発明クラブ会長賞を受賞した「カラクリ防犯貯金箱」は、飯沼泰平さん、片桐佑晟さん、喜多透子さん(いずれも香久山小6年)の3人が共同で制作しました。貯金箱を盗もうとして動かすと、警報音とランプで警告し、「罰金100円」と書かれた旗が飛び出る仕組みになっています。3人は「貯金箱も板から作り、防犯性を高めるためにちょうつがいを内側に設置した」、「去年発明クラブで作ったイルミネーション付き電子オルゴールの材料などを再利用した」など、制作にあたって工夫を凝らした点を話しました。

「カラクリ防犯貯金箱」と「赤ちゃんお遊び防止ティッシュBOX(ボックス)」

「カラクリ防犯貯金箱」(右)と「赤ちゃんお遊び防止ティッシュBOX(ボックス)」(左)

発明クラブ奨励賞を受賞した「赤ちゃんお遊び防止ティッシュBOX(ボックス)」は、「赤ちゃんがティッシュペーパーを箱から引き抜いてしまう」という母親の悩み事から着想を得て、花里航星さん(西小5年)が制作しました。赤ちゃんは2つのことが同時にできないと母親に聞いて思い付いたというこの作品は、ストッパーを引っ張りながらでなければティッシュペーパーを引き抜けない仕組みになっています。花里さんは「賞が取れると思っていなかったのでうれしい」と話しました。(牧)

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