2020年12月5日 軽トラ野菜市

ID番号 N11195

更新日:2020年12月17日

日進の新鮮な野菜をどうぞ

<市民スタッフ 大岡奈美子>
コンビニエンスストアで売られている新鮮野菜を見たことがありますか。それらの野菜は地元の農家の畑から直送されているかもしれません。その新しい取り組みを多くの人に知ってもらうため、軽トラ野菜市が5日、北新町のコンビニエンスストアで開かれました。
全て日進市産です

全て日進市産です

「日進市で作られた野菜を買える場所が少ない」ということは主婦の私もよく感じていたこと。その状況を改善していこうと11月から、市内の2カ所のセブン-イレブン(日進北新町店・日進赤池3丁目店)で地元農家の人から直接仕入れた野菜が販売されています。市内の畑で育った旬の野菜を身近なコンビニエンスストアで買うことができ、しかも農家から直接仕入れることで販売価格もお値打ちになっています。

この取り組みを地域の多くの人々に知ってもらうため、今回セブン-イレブン日進北新町店にて「軽トラ野菜市」が開催されました。駐車場に止められた軽トラックの荷台には採れたての新鮮野菜がずらりと並んでおり、それを売る生産者から直接買うことができます。12月にもかかわらず朝から快晴でポカポカ陽気に恵まれたこの日は、チラシで軽トラ野菜市を知った近所の人や、たまたま通りかかった人たちで大盛況でした。ブロッコリーとケールを組み合わせてできた「アレッタ」という野菜や巨大な里芋の親芋など、なかなか見ることのできない野菜も並んでおり、購入者たちは珍しそうに手に取ったり、お勧めの料理方法を聞いたりして購入していました。普段はJAやあいち生協にも野菜を卸しているという農家の横川さんは、「子どもたちに安全・安心なものを食べてもらいたいとの思いから、畑では農薬を使わないというこだわりを持って野菜作りを始めました。自分の子どものように感じ、育てた野菜をたくさんの人に喜んでもらえるのはとてもうれしい」と話しました。
農薬不使用の表示は安心感があります

農薬不使用の表示は安心感があります

今回の軽トラ野菜市は、市とセブン-イレブン・ジャパンとの地域活性化包括連携協定に基づき開催されました。市農政課の担当職員は「地元の農家を活性化するだけでなく、コロナ禍の現在、スーパーマーケットに気軽に行けない人や、周辺にスーパーマーケットが少ない地域の人にも喜んでもらえた。今はまだ2店舗だけの試みですが、ここから日進市全域に広げていく予定です」と話しました。

近所のコンビニエンスストアで地元ブランドの野菜を買えることで、そのおいしさや良さをもっと多くの人に知ってもらい、それが地元の農家の原動力になって市の農業が盛んになると、いつの日か全国でも有名な日進ブランドの農作物ができるかもしれません。

快晴の土曜日午前中、近所の人やたまたま通りかかった人たちで大盛況でした

快晴の土曜日午前中、近所の人やたまたま通りかかった人たちで大盛況でした

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