2020年10月15日 まちなかギャラリー2020
古民家ごとアートに
写真や絵画、工芸品など市民が応募した作品を展示する「まちなかギャラリー2020」が、10月15日から25日まで、旧市川家住宅で開催されました。来場者は、それぞれの作品や、建物全体をギャラリーに見立てた趣ある展示風景を楽しみました。
旧市川家住宅主屋
昭和の座敷
展示会場となった旧市川家住宅は、江戸時代中期の構造を残した建造物として国登録有形文化財に登録されています。平成27年6月1日から主屋を一般公開し、趣ある景観を生かして、季節の飾り付けやコンサートを行っています。
今回の展示では、主屋と庭園内の昭和の座敷を使用して、51人の出品者による入魂の作品が飾られました。昭和の座敷は普段は非公開ですが、展示のために特別に公開されました。
数多くの写真や絵画をはじめ、開放的な縁側と庭園の景色に映える木目込人形や、着物をリメイクした和のハンモックなど、出品者が趣向を凝らした作品が並べられました。訪れた人たちは、作品を一つ一つじっくり眺めたり、お気に入りの角度から写真を撮ったり、縁側から作品を眺めながら秋風を感じたりと、思い思いに楽しんでいました。
出品者の久泉順子さんは、譲り受けた着物をリメイクしたハンモックの他、細く割いたレジ袋を編んで作ったバッグや鮮やかな色の衣装を着た人形などを制作しました。丹精込めて作り上げた作品が並んだ一角を見て、「ハンモックの大きさが展示場所の幅にぴったりでした」とほほ笑んでいました。(牧)
この記事に関するお問い合わせ先
情報広報課広報広聴係
電話番号:0561-73-3149 ファクス番号:0561-73-6845
更新日:2020年10月30日