2020年7月14日 中部大学連携講座「サボテンの世界へようこそ」
眺めて良し、食べて良し
サボテンの特徴や活用した産業などを学ぶ中部大学連携講座「サボテンの世界へようこそ」が、7月14日に開講しました。10人の受講者は、サボテンの種類や世界のサボテン産業について学びました。

サボテンの説明を聞く受講者たち
全3回の講座の第1回となる今回は、「世界と春日井のサボテン産業―イントロダクション―」をテーマに講義が行われました。講師を務めた中部大学応用生物学部講師の堀部貴紀さんは、メキシコやイタリアなどサボテン産業が盛んな国へ調査に出掛け、その際に撮影した写真や動画を交えて、サボテンの解説をしました。

サボテンの葉の感触を確かめました
日本では観賞用の印象が強いサボテンですが、さまざまな国で食用にも利用されています。「メキシコでは健康に良い野菜として、肉料理の付け合わせとして、サプリメントなど加工品として、など、さまざまな形で提供されています」と堀部講師が話すと、受講者たちは食用サボテンの幅広さに感心した様子でした。

春日井市の事例を紹介する堀部講師
世界のサボテンの解説に続いて、国内の例として、「サボテンのまち」春日井市の産業を取り上げました。「春日井市は全国でも有数のサボテン産地であり、農家の減少など課題はありますが、サボテンの持つインパクトは、地域活性化の強みになります」と解説しました。
受講した名古屋市天白区在住の女性は、「10年近く咲かなかったサボテンが、去年なぜか一晩だけ花を咲かせたことをきっかけに魅力を感じました。これからどういうことを知っていけるか楽しみです」と話しました。(牧)
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更新日:2020年08月03日