2019年11月18日 多胎児交流会かるがもキッズ

＜市民スタッフ  青山忍＞
双子以上の子どもを持つママやパパ、これから出産予定の妊婦さんを集めた多胎児交流会かるがもキッズが保健センターで開催されました。妊婦さん5人、双子の子どもとママやパパが6組参加し、多胎児ならではの悩みや疑問を共有しました。

受け付けで母子手帳を出すと、希望者に体重測定をしてくれる。大きくなったかな～？と保健師さんたちと会話しながら成長も確認。おもちゃで自由に遊びながら場慣れをしたところで交流会のスタート。前半は保育士さんによる手遊びや読み聞かせです。歌に合わせて体を動かしたり、大きな絵本を読んでもらったり。妊婦さんは先輩ママたちを見ながら、生まれてくる子のことを思い浮かべて参加しているようでした。

後半はママたちの情報交換の時間です。ママと離れられる子どもは、保育士さんたちに見守られながら隣のスペースで遊びながら待っていました。おかげで普段双子のお世話が大変であまり出歩けない、ゆっくりおしゃべりする時間がないというママも少しの間落ち着いて大人の会話を楽しむ時間を持つことができました。妊婦さんからの「妊娠中に用意した方がいいものは何ですか？」「どこの病院で出産しましたか？」「母乳育児ってどうですか？」などの質問に対して、先輩ママたちからは多胎児ならではの視点からどんどんアドバイスが出てきます。特に病院選びについては多胎児を出産するほとんどの人が管理入院になることから、Wi-Fi環境はどうか、入院中はどんな風に過ごしたかなどの話題で盛り上がりました。会話の中で「双子育児は大変そう」と心配になることの方が多い中で、「最初は本当に大変だったけど、大きくなってきて二人がお互いを思い合って遊んでいる様子をみていると、本当に双子でよかったと思います。私も先輩ママたちに勇気づけられてきたので、今度は私がそういう風にできれば」と心強いメッセージを聞くことができました。
次回は2月13日開催で、講師を招いて産後エクササイズを楽しむそうです。妊婦さんも相談をしに来ることができるので、気軽にご参加ください。