2019年11月25日 日進市立図書館に自動貸出機増設、自動返却機設置

日進市立図書館の来館者は年間約50万人と、日々多くの人に利用いただいています。貸出資料数は年間100万点を超えており、曜日、時間帯によってはカウンターに多くの人が並び、来館者へ不便をお掛けすることがありました。このような状況を解消するため、新たに総合窓口横へ自動返却機を設置しました。

図書館には閉館時の資料返却用として正面玄関脇に返却ポストがありますが、このポストへ返却された資料は職員が手作業で処理をしており、投函から返却処理が終わるまで時間がかかるため、場合によっては次の資料をすぐに借りることができないことがありました。自動返却機は本が投函されると機械がその場で返却処理します。

正面カウンター設置分を含めて、現在9台の自動貸出機が館内にあります。混雑時や急いでいるときでもカウンターに並ぶ事なく、自動貸出機と自動返却機を併用すれば、スムーズに資料の貸出と返却ができるようになりました。

図書館では資料の貸し出し時の混雑解消の他、課題の一つだった学習席の利用についても改善を試みていきます。静かな環境でテスト勉強に励もうと、定期テスト前の土日などには学習席を確保する学生が開館前から列を作ります。学生を含め、より多くの皆さんに学習席を利用してもらうため、パソコンやスマートフォンを使った座席予約システムを今年度中に稼動させる予定です。