2019年10月29日 日進北中学校保育園訪問実習(北部保育園)

ID番号 N9044

更新日:2019年11月01日

園児の笑顔とパワーがいっぱい!

園児と触れ合い、幼児との接し方を学ぶ日進北中学校3年生の家庭科保育園実習が10月28日、29日の両日、北部保育園で行われました。29日は3年生1クラスが2人の先生に引率されて北部保育園を訪れました。あいにくの雨のためホールで園児らとはだしになってリズム遊びをしたり、各クラスで一緒に遊んだりして楽しい時間を過ごしました。

ホールで一緒にリズム遊び

ホールで一緒にリズム遊び

この実習では、家庭内で幼児に接することが少ない生徒たちが、幼児とどのように接するか、幼児は普段どんな遊びをしているかを実際に触れ合って体験します。前日に引き続き園児らは生徒たちの来園を楽しみにしていたようです。ホールに集まった園児と生徒に保育士が「今日は中学校のお兄さん、お姉さんと仲良く遊びましょう。リズム遊びをしますが、みんなが先生です。上手にお手本を見せてお兄さん、お姉さんに教えてあげてください」と呼び掛けます。
初めは歌を歌い、保育士がピアノで「トンボのめがね」を元気良く弾くと、クラスごとに全速力でホール全体を走ります。園児らの元気にちょっと戸惑う生徒たちですが、一緒になってホールを駆け回りました。ピアノの音が止むと片足を上げてバランスを取ります。園児らは慣れたもので、上手に片足でバランスを取ります。「もしもしカメよ」「なべなべ底抜け」などピアノに合わせ体を使って、園児らは全力で遊びます。

身長差がある「なべなべ底抜け」は生徒にはちょっと大変

身長差がある「なべなべ底抜け」は生徒にはちょっと大変

ホールでのリズム遊びを終えると各クラスで美容院ごっこやパズルで遊んだり、腕相撲したり思い思いに遊びました。「明日も来る?」「今度はいつ来れるか先生に聞いてみて」と、園児らは生徒との遊びがすっかり気に入って、今日で終わってしまうことが名残惜しそうです。
同中の渡邉宏校長は「北中学校は竹の山小学校と隣接しているため、校庭や図書館で小学生と触れ合うことができます。図書館では児童を膝に乗せて本を読んだりしています。その環境は生徒を優しくし、とても恵まれています。このように園児らと触れ合うことは生徒にとっても良い経験です」と生徒や園児が楽しそうにリズム遊びをしている様子を見ながら、笑顔で話しました。

腕相撲は二人がかりでもお兄さんには勝てない

腕相撲は二人がかりでもお兄さんには勝てない

ブロックで何つくろう?

ブロックで何つくろう?

すっかり生徒たちに懐いて

すっかり生徒たちに懐いて

生徒たちの膝の上ですっかりくつろいでいます

生徒たちの膝の上ですっかりくつろいでいます

楽しい時間はあっという間に過ぎました。園児たちは「楽しかった」と笑顔で、大きな生徒たちとの普段と違う遊びを楽しんだ様子です。「疲れたけど楽しかった。園児たちはすごいパワーです」と生徒たちも園児たちの触れ合いを楽しんだ様子で優しい笑顔で話しました。お別れの時には最初に会った時から互いの距離が縮まって、園児らは生徒の膝の上ですっかりくつろいでいました。
「始めは園児たちとどのように接して良いか分からなかった。でも、園児たちが積極的に接してくれました」と生徒の代表が最後にあいさつ。そしてハイタッチをして園児をホールから送り出し、生徒らは中学校へ戻りました。疲れた後の給食はとてもおいしかったでしょうね。(越)

ハイタッチでお別れ「また来てね!」

ハイタッチでお別れ「また来てね!」

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