2019年9月17日 にっしん少年少女創意くふう展

ID番号 N8874

更新日:2019年09月19日

自由な発想を形に変えて

小学生のアイデアが詰め込まれた作品を展示する「にっしん少年少女創意くふう展」が、図書館エントランスホールで開催されています。それぞれ工夫を凝らした5つの力作が出品され、子どもたちの自由な発想を楽しむことができる展示になっています。

図書館エントランスで作品を展示しています

図書館エントランスで作品を展示しています

市生涯学習課と日進市少年少女発明クラブが主催しており、展示期間は9月23日までです。子どもたちの着想はさまざまで、演奏中に手を使わずに譜面をめくりたいという思いから作成された「譜面めくり」や、急な雨から洗濯物を守るための「ピンチハンガー」、ラップを切るのが苦手な祖母のために作った「ラップキャッチャー」など、アイデアや思いやりにあふれた作品が並んでいます。展示は10日から始まり、17日に「発明クラブ会長賞」と「発明クラブ奨励賞」が、投票によって決定しました。

「消しカス大好き!がんばり君」

「消しカス大好き!がんばり君」

会長賞には、久木日向多(ひさき・ひなた)さん(東小4年)の作品「消しカス大好き!がんばり君」が選ばれました。机の上に消しゴムのカスが散らばっているのを指摘されたことから着想を得て、モーターとプロペラを使って消しゴムのカスを吸い上げる作品を完成させました。スイッチを押すと、「がんばり君」が、本体内側のカスを吸い上げて集めてくれます。授業で使った教材を材料として再利用したり、吸い上げたカスはセロハンテープを取り替えることで簡単に捨てられるように工夫したりと、随所にこだわりが見られました。

「レゴかんたん仕分け機」

「レゴかんたん仕分け機」

トレーには仕分け用の穴が

トレーには仕分け用の穴が

奨励賞には、飯沼泰平さん(香久山小5年)の「レゴかんたん仕分け機」が選ばれました。大きさがそれぞれ異なるおもちゃのブロックを、3層のトレーを使って仕分けて収納することのできるアイデア作品です。トレーには穴が空けられており、1番上のトレーにブロックを入れて箱ごと横に振ると、小さいサイズのブロックは下のトレーへ、さらに小さいブロックは一番下のトレーへ順に落ちていき、3つのサイズに分類できるようになっています。
側面には遊ぶときに下に敷くビニールシートを収納するスペースを設け、天板部分はブロックを入れやすいよう簡単に開けられるようになっており、細かな想定まで練られていました。
 

図書館エントランスホールでは9月23日まで展示されます。その後、作品は県の「あいち少年少女創意くふう展」に出品され、11月2日・3日にトヨタ産業技術記念館(名古屋市西区)で展示される予定です。(牧)

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