2019年6月7日 留学生がやってきた！

外国人との交流を深める保育園行事「留学生がやってきた！」が7日、北部保育園で開かれました。年長組2クラス41人の園児が、留学生たちとゲームをして一緒に遊んだり、おやつを食べたりして楽しい時間を過ごしました。

この保育園行事は毎年開催されており、今回はアメリカ、オーストラリア、トルコなど6カ国から来た名古屋外国語大学の留学生10人が、北部保育園を訪問しました。園児たちは留学生を目にして、最初ははにかんだ様子。好きな色や食べ物、スポーツを質問し、留学生たちがおのおの自己紹介の中で日本語で答えました。好きな食べ物では、たこ焼き、うどん、ラーメンなど日本食の名前が上がると園児たちは「えーっ！僕も好き！」と、留学生が日本食を好きなことに驚いた様子でした。「好きなスポーツはサッカー」との回答に「一緒！」と盛り上がる園児たち。これで親近感を感じることができ、一緒にゲームをしたりして遊んでいると、手をつないだり、抱きついたりしてすっかり仲良くなりました。留学生たちも初めて一緒に遊ぶ日本の子どもたちの様子に自然と笑みがこぼれます。

最初に行ったじゃんけん列車では盛り上がり、どんどん長い列車が出来上がっていきます。園児も留学生も長い列を作ってホールを動き回りました。じゃんけんに勝った園児は「やったー！」と声を上げてうれしそう。次に「なべなべそこぬけ」を行い、まずは2人で。次に4人、8人と人数を増やしていきました。体の大きさの違いに留学生たちは大苦戦です。

楽しく遊んだ後は、皆でおやつをいただきました。今日のおやつはふかしたジャガイモとミルク。留学生たちも小さな椅子に座って一緒に食べました。食べている間もおしゃべりが止まりません。留学生が「もっとゆっくりしゃべって」と言っても、園児たちはそんなことお構いなしにしゃべり続けるので苦笑いです。

トルコの留学生トルガ・アイバルさんは「とても楽しかった。日本の保育園を訪問し、子どもたちと一緒に遊べ、とても良い経験でした」と話しました。最後は出迎えと同じように国旗を持って園児たちが送り出し、楽しかった時間を名残惜しそうな様子の留学生と園児たちでした。（越）