2019年5月19日 第25回日進市消防操法大会

ID番号 N8407

更新日:2020年01月15日

愛知ナンバー1を目指して

<市民スタッフ 三鬼一朗>
消防器具の操作技術や消火活動の的確性・迅速性などを競う第25回消防操法大会が19日、日進市総合運公園で開催されました。地域防災の担い手である市内14の全消防団が参加して行われ、岩崎消防団が5年ぶり2回目の優勝を果たしました。県内に名をはせる強豪日進の代表として7月に蒲郡市で行われる愛知県大会に出場します。

開始の合図とともに標的に向かってホースを運ぶ団員=日進市総合運動公園で

開始の合図とともに標的に向かってホースを運ぶ団員=日進市総合運動公園で

操法大会は、仕事を持ちながら地域の安心安全に力を尽くしている消防団の士気高揚を図るとともに、消防器具の取り扱いや操作の基本について、その技術を競い合う大会です。市内14分団の団員にとっては、それぞれが取り組んできた一年間の訓練成果を確認する晴れの舞台です。
競技は、持ち運び可能な動力ポンプを使って消火活動を行う「小型ポンプ操法」で争われました。二重巻きしたホース3本を60メートル先の標的に向けてつないでいき、放水して「火点」を倒します。操作の迅速性と行動の正確さを審査員8人が100点満点で採点していくのです。

14分団で競う日進代表の座

14分団で競う日進代表の座

強風の中で繰り広げられた操法大会

強風の中で繰り広げられた操法大会

大会は野方分団の加藤拳斗分団長による選手宣誓に続いて競技がスタート。指揮者の合図の瞬間から、放水して標的が倒れるまでの時間と、一連の操作の確実性を点数で競うのですが、この日は競技開始時から強い風が吹き抜ける中での操法となりました。ホースがよじれたり、放水が大きく曲がったりして、標的を倒すのに苦労する分団もあり、応援団や一般観覧者ら、スタンドの励ましを受けながら懸命に挑んでいました。
競技後、審査長の成瀬正樹日進消防署長から成績が発表され、小型ポンプ操法にかわり5年ぶり2回目の優勝を果たした岩崎分団・山川修永分団長は7月に行われる第64回愛知県大会に向けて決意を宣言していました。
準優勝は本郷分団、入賞は折戸、赤池、米野木の3分団でした。

 

野方分団長による25回大会の選手宣誓

野方分団長による25回大会の選手宣誓

5年ぶり優勝の岩崎分団

5年ぶり優勝の岩崎分団

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