2019年5月20日 体操教室（西部保育園）

西部保育園で保護者会主催の体操教室が20日、講師を招いて行われました。年少から年長の園児が、初夏の爽やかな風の中、飛んだり走ったり体を思いっきり動かして楽しい時間を過ごしました。

スポーツセンターで年少から小学6年生までの体操クラブを運営している中島健さんと奈緒さんが、この日の講師を務めました。子どもたちは、奈緒さんの大きな声に圧倒されながらも元気に「よろしくお願いします！」とあいさつから始まりました。ようかい体操の曲に合わせて、元気に準備体操。園児が大好きな歌が流れると、顔がぱっと輝きます。園庭の隅で遊んでいた1歳児たちも曲に合わせて手を叩いたり、体を揺さぶり始めました。

園庭に置かれたカラフルな輪やコーン。奈緒さんが「輪や色のキノコを踏まないで向こうへ走って行くよ」と声を掛けると、園児たちは皆上手に障害物を避けて走っていきました。コーンを回って戻ってきた園児たちは「簡単だった」と得意そうな笑顔です。次は網をくぐってから走ります。ネットに帽子が引っ掛かるのに苦戦しながらくぐり抜けると、ゴールに向かって一斉に走ります。体操したり、走ったりと園児たちは汗をかき、水分補給の休憩を取りながら体を動かすことを楽しんでいる様子でした。
年長クラスは少し難しくなりました。横に並べたバーの間を、バーを踏まないように腕を振って足を上げて走っていきます。年長になると、バランス感覚や筋力がついてきているようです。園児たちの様子を見ていると、年少から年長の身体能力の成長がとてもよく分かりました。
 

中島さんは「子どもたちが、けがをしないように気を使います。園児によって上手くできたり、できなかったりもありますが、楽しく体を動かすことが一番。笑顔で楽しんでもらえれば良いです」と園児たちを目を細め、優しいまなざしで見ながら話しました。(越)