風しん対策について

ID番号 N2225

更新日:2019年03月29日

風しんが全国的に流行しています。

 風しんに対する免疫が十分ではない女性が妊娠20週頃までに風しんウイルスに感染すると、赤ちゃんに先天性風しん症候群(心疾患、難聴、白内障等の障がい)が出る可能性があります。

 先天性風しん症候群の子どもの出生を防ぐためには、妊娠する前に予防接種を受けることが最も有効な予防方法です。また、妊娠した女性への感染を防止するために、周囲の人による妊婦に感染させない配慮(予防接種等)が必要となります。

風しんについて

  • 風しんウイルスによって引き起こされる全身感染症で、飛沫感染によりヒトからヒトに感染します。
  • 感染すると、約2~3週間(平均16~18日)の潜伏期間の後、発熱や発しん、リンパ節の腫れなどの症状がでます。
  • 風しんに対する免疫が十分ではない女性が、妊娠20週頃までに風しんウイルスに感染すると、その胎児も感染し、先天性風しん症候群(心疾患、難聴、白内障等の障がい)の子どもが生まれることがあります。
  • 風しんにかかってしまったら、特別な治療方法はなく、症状を軽減するための対症療法しかありません。

発症した場合の対応について

 発疹や発熱などの症状が現れたら、必ず事前に医療機関に連絡し、風しんの疑いがあることを伝え、医療機関の指示に従って早めに受診しましょう。

 受診の際には、マスクを着用するなど、感染を広げないように注意し、公共交通機関の利用を避けて受診してください。

風しん予防接種について

これまでに風しんの罹患歴やワクチン接種歴がない人、抗体検査で十分な免疫がない 人で、次の人は予防接種を検討してください

  1. 10代後半から40代の女性 (特に、妊娠希望者又は妊娠する可能性の高い人)
    なお、妊娠中の人は予防接種を受けることができません。
    また、接種後2か月は妊娠を避ける必要があります。
  2. 妊婦の夫、子ども及びその他の同居家族
  3. 30代から50代の男性(定期接種が1回もしくは未接種の世代)

 

年齢等の条件によっては、抗体検査や予防接種の費用助成が受けられます。 

1.昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれまでの男性

       対象者には4月以降に個別通知を送付します。

2. その他の人

(注意) 風しん予防接種の助成には対象要件があります。

関連情報

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健康課(保健センター)
電話番号:0561-72-0770 ファクス番号:0561-74-0244

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