肝炎ウイルス検診

ID番号 N2254

更新日:2024年04月01日

国のC型肝炎緊急総合対策を受けて、日進市でも肝炎ウイルス検診を平成14年度から実施しています。

C型肝炎は、日本人の100万から200万人が感染していると推測されています。さらに、感染しているにもかかわらず、感染していることを自覚していない人も多くいると考えられます。

肝炎ウイルスとは

肝炎を引き起こす原因になるウイルスです。

感染している人の血液が輸血・注射などによって体内に入ると感染します。肝炎ウイルスは日常的な生活の中で感染することはほとんどありません。

肝炎ウイルスが体内に入ると

一定期間を経て急性肝炎の症状が出てくることもありますが、ほとんど症状が出ない場合が多く、本人が気付かないうちに肝炎ウイルスが体内に住み着いてしまう(キャリア化する)ことがあります。

特にB型肝炎、C型肝炎にこの傾向が強くあります。

また、キャリア化すると、その後慢性肝炎となる人も多く、一部の人では肝硬変や肝がんへと進行することがあるため、早期発見・早期治療が大切です。

肝炎ウイルス検査

自己の肝炎ウイルス感染の状況を知ることにより、必要に応じて早期に医療機関を受診して肝炎による症状を軽くし、進行を遅らせることを目的に実施します。

内容

問診
血液検査(B型肝炎ウイルス検査およびC型肝炎ウイルス検査)

対象

40歳以上で職場等で検診を受ける機会がなく、以下のいずれかに該当する人です。

  1. 昭和59年生まれの人
  2. 41歳以上で、これまでに市の肝炎ウイルス検査を受けていない人

ただし、過去にB型肝炎・C型肝炎検査を受けたことのある人、またはB型肝炎・C型肝炎で現在医療機関に通院中もしくは経過観察中の人は対象になりません。

実施期間および会場

6月から11月まで市指定医療機関で実施します。

受診方法

市指定医療機関へ直接お申込みください。受診時に肝炎ウイルス検診受診券が必要です。昭和59年生まれの人及び、41歳以上でこれまでに市の肝炎ウイルス検査を受けたことがない人には、5月下旬頃に「がん検診等受診券」として肝炎ウイルス検診受診券が送付されます。受診券がお手元にない場合は、健康課までご連絡ください。

自己負担金(検診当日にお支払いください。)

820円

以下の人は、自己負担金が無料になります。

  1. 昭和29年以前生まれの人(受診当日70歳以上の人も含む)
  2. 生活保護世帯の人
    地域福祉課発行の「受給証明書」が必要です。
  3. 市民税非課税世帯の人(世帯全員が非課税の場合に限る)
    健康課発行の「市民税非課税世帯確認書」が必要です。事前に健康課へ申請してください。ただし、令和6年1月2日以降、日進市に転入した人は、前住所地で証明(有料)を受けた上で、健康課へお越しください。
  4. 後期高齢者医療制度による被保険者証をお持ちの人

 2から4に該当する人で検診当日、証明書・確認書または被保険者証をお持ちでない場合は有料となります。 

ご自身が対象となるかどうか不明な場合など、詳しくは健康課にお問い合わせください。

関連情報

この記事に関するお問い合わせ先

健康課(保健センター)
電話番号:0561-72-0770 ファクス番号:0561-74-0244

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