糖尿病重症化予防事業について
糖尿病は重症化すると、人工透析や視力障害など、さまざまな合併症を発症するだけではなく、医療費など経済的にも大きな負担となります。糖尿病の重症化を防ぐためには、食習慣を改善し運動習慣を築くことです。自覚症状がないからといって高血糖状態を放置したり、血糖のコントロールがうまくできないと、糖尿病性神経症・糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症など合併症を発症する恐れがあります。
保険年金課においても特定健診・後期高齢者医療健診・特定保健指導のほか糖尿病重症化予防対策として糖尿病受診勧奨訪問、糖尿病性腎症重症化予防事業として保健指導を実施しています。
糖尿病重症化予防事業 受診勧奨訪問
対象者(国民健康保険・後期高齢者医療制度加入者)
・糖尿病重症化及び腎症重症化予防段階の者のうち未治療者
・糖尿病治療中断者
ア 特定健診等健診結果がHbA1c7.0%以上で、糖尿病の受診履歴がない人
イ 糖尿病で通院履歴があるが、6か月以上受診履歴がない人
取組内容
対象者への受診勧奨通知、電話・面接・訪問等による受診勧奨を行います。
糖尿病性腎症重症化予防事業 保健指導
対象者
・糖尿病性腎症重症化予防段階の人(糖尿病性腎症病期分類第2・3期相当)
1 糖尿病治療中で前年度特定健診の結果においてHbA1c6.5%以上であり、以下のア又はイに該当し、かかりつけ医が保健指導の必要があると判断した人
ア 尿蛋白( ± )以上の人
イ 尿蛋白(-)かつ eGFR30~89ml/分/1.73平方メートル(CKD重症度分類のG2又はG3)に該当し、尿アルブミ ン値が30以上の人
ウ 糖尿病網膜症の人
2 特定健診未受診の糖尿病治療中の人で、ア、イ、ウのいずれかに該当し、かかりつけ医が保健指導の必要があると判断した人
対象者には、毎年5~6月頃市内かかりつけ医よりプログラム紹介があります。
腎臓を守るためのプログラム (PDFファイル: 1.2MB)
その他
糖尿病連携手帳を活用しましょう
関連情報
この記事に関するお問い合わせ先
保険年金課保健事業係
電話番号:0561-73-3491 ファクス番号:0561-72-4554
更新日:2021年09月02日