日進市公共下水道事業計画変更について

ID番号 N6177

更新日:2021年12月14日

事業計画の変更理由

 本市の下水道計画は、昭和57年度に策定された「日進町公共下水道基本計画」において、下水の排除方式は分流式とし、計画処理区を北部処理区、南部処理区の単独公共下水道2処理区と定め、これに基づき昭和59年度には北部処理区で81ヘクタールの第一期事業認可を受けている。

 このような状況下、南部処理区の梅森地区について、名古屋市の汚水幹線が当地区内を通過することが名古屋市との間で協議決定されたことに伴い、本市の下水道事業の効率化を図るため、平成3年度に当地区を梅森処理区(96ヘクタール)として都市計画決定及び事業計画の変更を行った。

 南部処理区については、平成10年度に98ヘクタールの事業計画の変更を行い事業に着手した。その後各処理区で数回の事業計画変更を経て、平成29年度末には事業計画区域1,109ヘクタールのうち966ヘクタール(87%)の整備が完了している。

 今回、効率的な下水道整備の推進及び、公共用水域の水質汚濁防止を図るために、下記項目について事業計画を変更する。なお、今回事業計画では、し尿・浄化槽汚泥の受け入れ及び、最新データに基づく計画人口、計画汚水量原単位の変更を図った全体計画の見直し結果を反映する。

1.事業期間の延伸

 事業期間を平成31年度末から平成35年度末まで4年間延伸する。

2.予定処理区域の拡大

 予定処理区域について、以下を拡大する。

  1. 北部処理区における周辺区域:約4ヘクタール
  2. 梅森処理区における周辺区域:約2ヘクタール
  3. 南部処理区における住宅団地4地区(豊島台団地、日生東山団地、日進団地、橦木団地)、折戸西部土地区画整理事業予定地、及び既設汚水幹線周辺区域等を合わせた約89ヘクタール

3.幹線管渠の変更

 南部処理区の幹線管渠について以下を変更する。

  1. 予定処理区域の拡大に伴い、南部第9汚水幹線の一部区間の追加

4.処理施設の変更

 北部浄化センターについて、以下を変更する。

  1. 全体計画において、流入水量の増加及び計画処理人口増による汚濁負荷量の増大に伴う設備編成等の見直し
  2. 事業計画において、計画処理人口増による汚濁負荷量の増大に伴う設備編成等の見直し 南部浄化センターについて、以下を変更する。
    1. 全体計画において、流入水量の減少に伴う水処理施設処理能力、設備編成等の見直し
    2. 全体計画・事業計画において、し尿・浄化槽汚泥の受入れに伴い受入施設を追加

5.下水道法の改正への対応

 下水道法の改正に伴い、管渠調書について、以下を変更する。

  1. 管径を束ねて主要な管渠の延長を記載
  2. 主要な管渠における、腐食のおそれの大きい箇所を点検するためのマンホールの数、点検方法及び 頻度を記載

この記事に関するお問い合わせ先

下水道課計画工務係
電話番号:0561-73-2330 ファクス番号:0561-73-1871

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