にっしんSDGs縁日 in にっしん市民まつり
2023年11月19日 大学生とエシカル(倫理的)消費を啓発
市内には5つの大学が立地し、多くの学生が学んでいます。この特徴を生かし、11月19日に日進市役所で開催された「にっしん市民まつり」では、環境や人、社会に配慮した商品やサービスを選ぶ「エシカル(倫理的)消費」の大切さを啓発するブースを有志大学生の皆さんと企画・運営しました。
令和4年度の日進市市民意識調査では、市民の約7割がSDGsを認知していますが、その内、SDGsを意識した行動に結びついている人は約6割に留まる結果が報告されています。住宅都市という本市の特性を考え、普段の買い物で環境や人、社会に配慮した商品を選ぶ大切さを広め、意識した行動ができる人を増やすことが、このブースの目的です。
ブースは内容に共感した、愛知淑徳大(学生団体ふくろう)、名古屋外国語大(AHIと学ぶ会)、名古屋商科大(亀倉セミナー)の有志大学生の皆さんと一緒に企画しました。学生の皆さんとはオンライン会議で内容を検討し、子どもたちが楽しんでSDGsやエシカル消費のことを知ることができるミニゲームを考案。有志大学生の皆さんには当日のブース運営にもスタッフとして携わっていただきました。
イベントにスタッフとして参加した、名古屋商科大学(亀倉セミナー)の木村聡さんは「SDGsは17の大きな目標があり、その下に169の具体的なターゲットが設定されています。今回のイベントに参加した皆さんに、いろいろな目標があることを知ってもらえるように活動しています。また、イベントで紹介した、フェアトレード商品を選んで買うとか、プラスチック製品をリサイクルするなどの行動を、実践してもらえるとうれしいです。」と話していました。
このイベントでは、一人一人が社会の課題に気付き、毎日の買物など、普段の暮らしの中で「自分に何ができるか」を考えて行動する大切さを伝えました。
本市は、民間企業や大学など多様なステークホルダーと協働で課題を解決する「公民連携」を推進しています。このブースもSDGsの達成目標17番の「パートナーシップで目標を達成しよう」を念頭に置き、関係大学と市内外企業のご協力をいただいて実現できました。
SDGsの目標は多岐に渡っていますが、誰もが自分事として取り組めるよう、引き続き普及と啓発を進めていきます。
この記事に関するお問い合わせ先
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更新日:2023年11月30日