シビックパワーバトル

ID番号 N9620

更新日:2021年03月31日

「シビックパワーバトルどまんなか愛知2019」に大学生と策定市民ワーキンググループのメンバーが参加しました

令和元年12月14日に、ヤフー名古屋オフィス(JRセントラルタワーズ50階)にて、愛知県では初となる「シビックパワーバトルどまんなか愛知2019」が開催され、日進市・春日井市・半田市がわがまち自慢を競い合いました。バトルの共通テーマは「女性の活躍」、選択制テーマは「住みやすさ」。この二つのテーマについて、いかに日進市が素敵なまちかをデータを駆使してプレゼンテーションで競いました。

日進市からは市内の大学に通う大学生5名と、総合計画策定市民ワーキンググループから4名が代表として参加し、バトルに向けて11月から準備を始めました。
初めての会合となる1回目のワークショップでは、参加者がそれぞれ持つ日進市のイメージを出し合いながら、日進市のいいところ・気になるところなど市の特徴を話し合いました。
生まれた時からずっと日進市に住んでいる人もいれば、5回以上の引っ越しを経験して最終的に日進市に移り住んだ人、学生になり日進市に通うようになって初めて自分が生まれた場所以外を知った人など、その生い立ちや年齢など様々な経歴を持つ参加者たちが集まり、自分たちが持っていた日進のイメージを広げていきます。そのイメージと、シビックパワーバトルのテーマを結び付け、「日進市の魅力とは何か」を出し合いました。

2回目のワークショップでは、メンバーが出した日進市の魅力がデータとしてどう現れているのか、また、公開されているデータから、さらに魅力的なものがないかを探しました。
参加する大会は「バトル」とつくことから、バトル先である、半田市、春日井市のことも調べました。二つのまちのデータを調べ、特徴を比較することで、日進市が勝っている部分だけでなく、負けている部分も見えてきました。また、学生が感じている日進と、社会人が感じている日進に大きな違いがあることもわかりました。盛んな議論の中で、あっという間に時間は過ぎ、気づけば終了予定時刻を過ぎていました。その後は、メンバー間でLINEやインターネットを利用しながら、当日までにプレゼンテーション資料をまとめました。

シビックパワーバトル事前ワークショップ
↑事前にワークショップをする参加者。

いよいよシビックパワーバトルの当日。共通テーマである「女性の活躍」では、「職業を持つ女性も、持たない女性も、どちらも輝くまち」という視点からプレゼンテーションを展開しました。日進市では、市議会議員や市職員の管理職、市民団体のリーダーにおいて女性の割合が高いことを、他自治体との比較データなどを用いてアピールしました。また、実際の事例として、構造改革特別区域の制度を利用して地域経済の活性化に取り組む女性や、女性のスキルを活かした講座やイベントの開催をする市民団体なども紹介しました。他市が子育て支援に関するデータを披露したのに対し、「子育ては女性だけのものではない」という視点から日進市が子育て関係のデータを採用しなかったことに自治体間の戦術の違いが見られ、質疑応答のやりとりも白熱したものとなりました。

選択制テーマの「住みやすさ」では、「名古屋駅・豊田市駅への距離・移動時間」「近隣の大型商業施設数」「合計特殊出生率」などの数値を用いて、立地が良く通勤通学・買い物に便利なことや、子どもが増えていて活気のあるまちであることを説明しました。また、他にも、犯罪認知件数・市財政の公債費・市民参加の回数など、様々な切り口から、日進市の住みよさを会場のみなさんに伝えました。なお、半田市と春日井市の選択テーマは「あそび」。選択したテーマの違いにもそれぞれの市の特徴が出ていました。

シビックパワーバトル発表の様子1

シビックパワーバトル発表の様子2

↑データを使って発表を行う参加者

結果として惜しくも最優秀賞は逃しましたが、日進市は魅力発見どまんなか賞を受賞しました。参加者からは「自分の住むまちのことをデータを通して考えることができた」「普段学校に通っているだけの日進市に、たくさんの魅力があることがわかった」「データの読み方や使い方をもっと工夫できたのでは」などの感想がありました。審査員からは、データを非常に豊富に取り込んでおり、かつ、そのデータを斬新な視点で捉えていたので、今後も新しい発見がどんどん出てくることを期待している、とのコメントもありました。

シビックパワーバトルでの取組の成果は、第6次総合計画策定においても活かしていきます。

シビックパワーバトル参加者

↑市長を囲んで意気込みをアピール

魅力発見どまんなか賞を受賞しての記念撮影

↑魅力発見どまんなか賞を受賞しての記念撮影

 

<参考リンク>こちらもご覧ください

この記事に関するお問い合わせ先

企画政策課
電話番号:0561-73-3176 ファクス番号:0561-73-6845

ご意見・お問い合わせ専用フォーム