2025年3月22日「春の生活展示~学びと集い~」
昔の小学生の教科書はどのようなものだったのか?
〈市民スタッフ 小林〉3月22日~4月6日の間、「春の生活展示~学びと集い~」が開催されました。待ちに待った春。心も体も弾む季節となりました。春は門出の時、昔も今も新入学や新学期が始まる時期です。そこで、昔の小学生はどのような教科書で学んでいたのか、旧市川家住宅で昔と今の小学生の教科書と、昔の食生活が分かる展示が開催されました。

昔の小学生の教科書と現代の教科書の展示
教科書の展示では、昔と今の違いがひと目で分かるように展示されており、展示品の中には100年ほど前に製本された教科書もありました。大変貴重なため直接手に取って触れることはできませんが、複製本が用意されていて、そちらで中身を学ぶこともできました。
また、昔の食器やお膳、炊飯器具も展示されていました。お膳は主にお祝いなど、節目の行事や慶弔の場面で使用されていたようです。展示品から当時の雰囲気が伝わってきました。

昔の食器や調理器具

糸電話の作り方説明

糸電話
作品は学芸員やスタッフの手で、来場者の目線で見やすく、分かりやすいように展示されていました。展示品の理解に少しでも役立てられればと、スタッフお手製の「糸電話」も展示されています。来場された際には、ぜひご覧ください。
現代の学びの場ではタブレットやパソコンなどの電子機器が溢れています。展示されている品々は現代教育の基礎を教えてくれているような気がします。展示品を見て、昔の学びを知ることも大切な事だと勉強させてもらいました。
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更新日:2025年04月08日