2024年12月11日 タイの伝統工芸カービングを学ぼう
飾り切りでお節料理を華やかに
〈市民スタッフ 伊藤茂年〉 「タイの伝統工芸カービングを学ぼう」と題した、市民企画講座(全5回)が市民会館で開講されました。3回目講座となる12月11日は、ニンジンとダイコンを使ってお節料理に華を添えるデザインを彫刻しました。
出来上がった飾り切りの松・梅・扇
タイの伝統工芸カービングは、専用のカービングナイフ1本で野菜やせっけんにさまざまなデザインを彫刻します。この講座の講師は、タイ文化交流センター認定講師の近藤未来(こんどうみく)さんで、この日は、飾り切りという手法でダイコンとニンジンに松と梅、扇を彫刻しました。
熱心に飾り切りの説明を聞く受講者
飾り切りについての説明の後、9人の受講者は、細かな作業がしやすいように作られた細長いカービングナイフを使って、繊細にデザインを彫り進めました。作る料理の種類によって、野菜の厚さを変えるとよいそうです。
上手な彫刻の方法を実技で解説
近藤さんは、4年間タイで生活し、昨年末に帰国されたそうです。タイでのエピソードを交えながら、楽しく講座が進む中で飾り切りの作品がいっぱい出来上がりました。カービングで縁起物のお節料理が一層華やかになりますね。
飾り切りの作品がたくさんできました
次回、令和7年1月29日の講座では、せっけんにチョコレートのデザインを彫刻するそうです。また、最終回の講座では、桜の花を彫刻するそうです。どんなカービングができるか、楽しみですね。
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更新日:2024年12月23日