2024年12月7日 にっしんと観光~名所へご案内します~

ID番号 N16664

更新日:2024年12月19日

少し昔の観光はどのようなものであったか

〈市民スタッフ 伊藤茂年〉7日から令和7年1月13日まで、岩崎城歴史記念館で「にっしんと観光~名所へご案内します~」と題した展覧会が開催されています。この展覧会では、少し昔の観光がどのようなものであったかを紹介しています。

展示物の写真その1

尾張名所図会(尾張国の名勝や風俗、名産などを絵と文章で紹介)

この展覧会は、江戸時代に庶民の間で広まった観光としての旅から近代の旅までに登場した、旅に出るための旅行案内や旅の心得、地図や道中で必要な道具などを展示しています。展示品の一つ「尾張名所図会」には、市内の寺社や古城、滝についても記載されています。

展示物が並べられている写真

日本各地の鳥瞰(ちょうかん)図による観光パンフレット

近代になると、ますます観光が盛んになり、色鮮やかな鳥瞰(ちょうかん)図の観光パンフレットや絵はがきが発行されました。これらの展示を見ることで、当時の観光について思いを巡らすことができるのではないでしょうか。

展示物の写真その2

修学旅行のしおり

昭和29年に作られた京都・奈良への修学旅行のしおりと保護者用の説明要項が展示されています。その中に「必ず持っていく物 1.コメ4合」という記載がありました。朝一番に来場していた家族は、その記載を「時代ですね」と興味深げに鑑賞していました。また、その他には「持っていってよい物 4.手土産品代(300円以下)・・・なしでもよい」とも書かれています。

展示物を鑑賞する来場者の写真

朝一番に来場した家族

展示には現在の市内観光地も紹介され、「日進市観光マップ」というコンパクトなハンドブックも置いてありました。観光は心をリフレッシュしてくれると言われています。だから、人はあちこち出かけるのかもしれませんね。

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