2024年3月13日 ホタルの里 幼虫放流会
5月中下旬にはホタルが乱舞!
〈市民スタッフ 伊藤茂年〉 13日、折戸川ホタルの里で毎年恒例のホタルの幼虫放流会が行われました。この日放流したのは、ゲンジボタルとヘイケボタルの幼虫で、5月中下旬には美しいホタルが乱舞する幻想的な光景を見ることができるでしょう。
みんなで楽しく放流できました
「折戸川にホタルを飛ばそう会」の活動は、2004年2月から始まりました。同会は、毎年ホタルの幼虫の飼育・放流、折戸川周辺の清掃活動や、ホタルに関する出前授業の開催、さらにホタルが舞う時期には周辺道路の交通整理まで行い、ホタルを通して市のESD(持続可能な開発のための教育)事業に力を注いでいます。先のホタルに関する出前授業では今までに1万2千人以上の小学生が授業に参加したそうです。
「ホターマン」と「ピカちゃん」が保育園児をお出迎え
南部保育園の年長児たちが元気にやって来ました。この日は、保育園児と一般の参加者、約50人でホタルの幼虫を折戸川に放流しました。
ホタルのことや放流についての説明
参加者は、放流の前にホタルのことや幼虫の放流についての説明を聞きました。ホタルは、発光器が2つあるのが雄で、雌は発光器が1つです。体の大きさも雌の方が大きく、水辺を飛び回っているのは、ほとんどが雄だそうです。

樋(とい)を使って川に幼虫を放流します
ホタルの幼虫の放流が始まりました。カップに入った幼虫を静かに樋(とい)に流します。1人2回ずつ、合計約2千匹の幼虫が放流されました。ホタルが飛ぶ季節が今から楽しみです。
会員はこのキャップをかぶって活動
ホタルが飛び始めた目印ののぼり旗
折戸川ホタルの里周辺は道幅が狭く、駐車場もありません。そこで、ホタルの鑑賞には市役所から折戸川ホタルの里までの川沿いを散歩コースにしてはいかがでしょうか。折戸川沿いにもたくさんのホタルが舞っています。また、多い日には千人以上が来場するそうです。ホタル観賞は平日がお勧めですね。
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更新日:2024年04月01日