2023年3月28日 愛知警察署員による防犯講話

ID番号 N14165

更新日:2023年04月03日

地域で防犯に取り組む

近年多発している還付金詐欺などの特殊詐欺に巻き込まれないよう注意喚起するための防犯講話が3月28日、浅田区民会館でほっとカフェ浅田の利用者を対象に開催されました。参加者は、警察署員の話や動画から詐欺の手口やだまされないための心構えを学びました。

参加者にはパンフレットの他、防犯グッズが配られます

参加者にはパンフレットの他、防犯グッズが配られます

今回の防犯講話は、浅田区の「浅田町みんなでつくろう安心安全なまちづくり」が主催し、ほっとカフェ浅田の利用者を対象に行われました。「浅田町みんなでつくろう安心安全なまちづくり」は、毎日交代で地域の見回りや子供の登校の見守りなどを行い、地域の安全を陰で支える存在です。代表の高井さんは、「最近、振り込め詐欺や凶悪犯罪などが増加しているので、ほっとカフェの利用者がだまされないように注意を呼び掛けるため企画した」と話しました。

防犯講話をする愛知警察署員

防犯講話をする愛知警察署員

講師は、愛知警察署生活安全課の巡査です。まずは自己紹介でおしゃべりに夢中になっている参加者の意識を少しずつ引き付けてから、本題に入ります。最近は強盗や窃盗などの直接的な犯罪は減る傾向で、特殊詐欺などの人と直接接しないような犯罪が増えていると話します。今年の1月2月で、すでに県内では1,700件余り発生しており、5億円を超える被害があるということです。
怪しいと思う電話はすぐ切るようにすることや、防犯機能付きの電話の利用も勧めました。最近は、お金の受け渡しを自宅ではなく、防犯カメラのない公園や路地を指定することも増えていると新たな手口を伝え、注意を促しました。

動画を熱心に見る参加者

動画を熱心に見る参加者

動画では、プリペイドカードを購入したり、カード番号を教えたりしないことやすぐにお金を払わないなどの対策について、また一人で判断せず、家族や友人、警察に相談しましょうと地域や家族のきずなの大切さも示されました。動画の内容は、ある日突然、義理の親子が入れ替わり、それぞれが架空請求詐欺と還付金詐欺にだまされ、支払いをしようとしているところに警察官が現れ、難を逃れるというコミカルな要素を含んだもので、時折笑いが起きました。
あの手この手と新たな手口で仕掛けてくる犯罪に巻き込まれないために、普段からの対策とともに家族や友人とのコミュニケーションの大切さも改めて学びました。(ふ)

※日進市では、特殊詐欺対策装置購入に対する補助金制度があります。詳しくは、市ホームページ(https://www.city.nisshin.lg.jp/department/seikatu/bousai/3_1/bouhan/12214.html)または防災交通課防犯安全課(電話0561-73-3494)へ
 

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