2022年6月11日 令和4年度盆おどり講習会

ID番号 N13171

更新日:2022年06月14日

3年ぶり、夏の風物詩

<市民スタッフ 三鬼一朗>
夏の風物詩「盆踊り」に備える講習会が11日、スポーツセンターで開かれました。新型コロナウイルスの感染症対策で2年間中止を余儀なくされてきた恒例のイベントです。講習会に続く本番を心待ちしている参加者たちが輪になって、心地よい汗を流しました。
心の輪をつなぐ盆踊り=スポーツセンター第2競技場で

心の輪をつなぐ盆踊り=スポーツセンター第2競技場で

講習会は地域の伝承文化を振興するため市教育委員会が主催し、市文化協会の協力で十数年前から毎年この時期に開催してきました。踊りを指導するのは名古屋を本拠に全国で民踊の発掘と普及に努めている「日本民踊研究会」の由岐豊味陽(ゆき・とよみはる)さんらの師範です。由岐さんは「盆踊りは心をつなぐ地域交流の場です。3年ぶりとなる踊りの場の復活を心から喜び、楽しく、たっぷり踊りましょう」と呼び掛けるのでした。
例年だと200人以上となる踊りの輪は、今年は感染症対策で縮小したということですが、お年寄りから園児まで、70人の参加者たちはそろいの浴衣の師範6人を囲んで開始を待ちます。
3年ぶりの講習会が始まる

3年ぶりの講習会が始まる

フロアに広がった踊りの輪

フロアに広がった踊りの輪

スタートはおなじみ「炭坑節」。続いて「おどるポンポコリン」、そして緑豊かな古里を歌い込んだ「新にっしんおどり」。参加者は師範の振り付けにならい『日進よいとこ、日に日に進む』『老いも若きも手をとって、しあわせ笑顔みちみちて』と、楽しげな音頭に合わせて体と手足を動かします。4曲目は「令和おどり」。感染症の影響で令和になってから一度も披露されていないという踊りだそうですが、お年寄りたちも懸命な様子で速いテンポを覚え込んでいました。
練習は休憩をはさんでたっぷり90分。手をつなぐことはできず、マスクで笑顔も見ることはできませんでしたが、心地よい汗を流した参加者たちは「今年こそは」と本番を心待ちしている様子でした。
踊りは楽しく、と師範の皆さん

踊りは楽しく、と師範の皆さん

曲が進むにつれて盛り上がる会場

曲が進むにつれて盛り上がる会場

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