2022年5月7日 日進市少年少女発明クラブ開講式・自動運転バス試乗会

ID番号 N13090

更新日:2022年05月24日

未来を担う子どもたちへ

物作り体験を楽しむ「日進市少年少女発明クラブ」の開講式が7日、市民会館で行われました。今年度クラブに参加する小学4年生から6年生までの子どもたちが参加し、開講式後には自動運転バスの試乗も体験しました。
クラブの活動や創意くふう展について説明

クラブの活動や創意くふう展を説明

日進市少年少女発明クラブは、物作り体験を通して子どもたちに科学的・工業的分野に興味を持ってもらい、地域の産業を支えるような人材を育成するきっかけ作りを目的としています。同クラブ会長を務める岩田憲二教育長は「物作りの楽しさを体験し、将来の生活をより豊かにできるようなクラブ活動をしてください」と、子どもたちに話しました。

同クラブの指導員たち

同クラブの指導員たち

大学生指導員も

大学生指導員も

日々の暮らしを便利にするような、アイデアあふれる作品を募集する「にっしん少年少女創意くふう展」。毎年開催される「創意くふう展」の紹介コーナーも設けられ、アイデアの出し方や過去の作品が紹介されました。
開講式の最後には、指導員の吉田徳巨さんによる講演会「発明は楽しい!」が行われました。吉田さんは東山動植物園内の「世界のメダカ館」の監修を務め、その際に取得した特許の話や、メダカの品種など、さまざまな話を子どもたちに紹介しました。
バスの出発を待つ子どもたち

バスの出発を待つ子どもたち

バスの外では保護者らが見送ります

バスの外では保護者らが見送ります

開講式に参加した子どもたちを対象に、式の終了後、防災交通課移動政策室とBOLDLY株式会社による自動運転バスの試乗体験会が実施されました。バスの運転手の高齢化やなり手の減少を解消する手段の一つである自動運転バスに、子どもたちが乗り込み、その乗り心地を体験しました。今回は自動運転ではなくコントローラー操作での手動運転でしたが、ハンドルやブレーキのない車内を興味深く眺めていました。
市民会館の敷地内をスムーズに走行

市民会館の敷地内をスムーズに走行

体験した子どもたちは「普通のバスと同じような感覚。安定感があって乗り心地が良かった」「また乗ってみたい」と楽しそうに話しました。車体のセンサーで物体との距離や方向などを察知する仕組みを聞いた参加者は「夜でもバスに乗れますか」と疑問を持った様子。「センサーは昼夜関係なく感知できるので、いつでも乗れます」とスタッフに教わり、最新技術に興味を引かれたようでした。(牧)

この記事に関するお問い合わせ先

情報広報課広報広聴係
電話番号:0561-73-3149  ファクス番号:0561-73-6845

ご意見・お問い合わせ専用フォーム