2022年3月20日 とびこめ!!Colorful town

ID番号 N12913

更新日:2022年03月28日

子どもたちが創り上げた子どもだけの街

<市民スタッフ 青山忍>
昨年大好評だった事業「子どもだけのまちをつくろう」がパワーアップして今年も開催されました。この事業は「大人は立ち入り禁止!」を大前提に、小学5年生から中学3年生までの子どもたちが実行委員となり、半年以上かけて自分たちの街を創り上げていくものです。
実行委員とサポートスタッフみんなで一丸となって当日を迎えました!

実行委員とサポートスタッフみんなで一丸となって当日を迎えました!

抽選で選ばれた80人を超える実行委員の子どもたちは、どんな街にしたいか、そのためにはどんなお店や役割が必要か、来てもらう人に楽しく過ごしてもらうためにはどうすればいいかなど、あらゆる角度から主体的に考え、取り組んできました。昨年は「おいでよ!子どものまち」、今年は「とびこめ!!Colorful town」と街の名前も子どもたちが考えたそうです。
日進市内の小中学校から集まった実行委員の子どもたち。「初回は知らない人ばかりで緊張気味だったけれど、みんなでいろんな活動をしていく中で友達の輪がどんどん広がり、あっという間ににぎやかな実行委員会になっていきました」とボランティアの大学生サポーターが話してくれました。
オレンジのスタッフジャンパーを着ると大人びた雰囲気に!

オレンジのスタッフジャンパーを着ると大人びた雰囲気に!

飲食店やゲーム、雑貨など、30店舗が軒を連ねた当日。オープンする午前11時には長蛇の列ができました。受付を終え市民証とColorful townで使える通貨「カラット」を500カラット手にした一般参加者の子どもたちは、始めに街のルールについて説明を受けると街の中を自由に行動することができます。たくさんあるお店を見て回る子どもたちと、元気よく呼び込みをする実行委員の子どもたち。カラットを使ってお店の商品を買ったり、小物作りや射的・謎解きなどに参加したり、飲食店でものを買って食べることもできるとあって、どこから行くかなかなか決められない様子。さらにお店でアルバイトをするとカラットをもらうこともできるそう。アルバイトをして楽しいアトラクションを何度も体験したり、スイーツやご飯をしっかり食べたり、どの子も生き生きとした表情で街を探索していました。
アルバイトやワークショップに真剣に取り組む参加者の子どもたち1
アルバイトやワークショップに真剣に取り組む参加者の子どもたち2
アルバイトやワークショップに真剣に取り組む参加者の子どもたち3

アルバイトやワークショップに真剣に取り組む参加者の子どもたち

アルバイトやワークショップに真剣に取り組む参加者の子どもたち4
「本番までの準備はスムーズにできたけど、接客が難しい…」とお客さんを集めるのに少し苦労していた実行委員の男の子も、1日目を終えた後には「接客も慣れて、お客さんもたくさん来てくれた」と午前中の少し恥ずかしそうな顔からとてもたくましい顔へと変化していました。1日運営してみたら問題点が見つかったお店では、サポーターの人たちと2日目をどうしたらいいか話し合い、翌日の改善策を模索していました。「午前中は暇だったけど午後はお客さんがたくさん来たから、明日はアルバイトの人数を調整したい」と対策を立てている子も。
1日を通してそれぞれ課題を見つけ最終日となる2日目により良いものが提供できるように考えている姿が見られ、準備期間はもちろんのこと、この本番の2日間でもぐっと成長することができるのだろうと感じました。
「5年生になったら私も実行委員になりたい!」という声もたくさん聞くことができたと同時に、「来年もまた実行委員をしたい!」との意気込みも聞こえてきました。保護者は一歩も中に入ることができない「大人は立ち入り禁止!」の空間で、自分たちで考え行動し、学んでいくことの大切さ。そして保護者がそれを黙って見守ることの難しさ。参加した子どもたちにとっても、保護者にとっても成長することができるとても貴重な体験だったのではないかと思います。来年はどんな「子どもだけのまち」になるのか、今からとても楽しみです!
街やお店を盛り上げるために、それぞれが工夫を凝らし取り組んでいる姿勢がまぶしい!1
街やお店を盛り上げるために、それぞれが工夫を凝らし取り組んでいる姿勢がまぶしい!2
街やお店を盛り上げるために、それぞれが工夫を凝らし取り組んでいる姿勢がまぶしい!3
街やお店を盛り上げるために、それぞれが工夫を凝らし取り組んでいる姿勢がまぶしい!4
街やお店を盛り上げるために、それぞれが工夫を凝らし取り組んでいる姿勢がまぶしい!5

街やお店を盛り上げるために、それぞれが工夫を凝らし取り組んでいる姿勢がまぶしい!

街やお店を盛り上げるために、それぞれが工夫を凝らし取り組んでいる姿勢がまぶしい!6

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