2022年2月5日 君ならどうする?!すごろくで学ぶSDGs
身近な問題から理解を深める

グループごとに学生スタッフが進行
今回のイベントは、名古屋外国語大学世界教養学部世界教養学科の平山研究室と、アジア保健研修所(AHI)が協力して企画したもので、同大学の学生たちが司会やすごろくの進行も務めました。
すごろくのマップはSDGsの17の目標のアイコンになっており、止まったマスに書かれたSDGsの目標に応じた質問が学生スタッフから出題され、プレーヤーが自分なりの考えを答えるというものです。すごろくの勝敗を競うものではなく、身近な問題から考えを深めてSDGsについて楽しく学ぶことが目的です。

すごろくのマスがSDGsのアイコンに

止まったマスに応じた質問が出題
SDGsの目標2「飢餓をゼロに」のマスに止まった際には、恵方巻の廃棄問題をなくすにはどうしたらよいか、という質問が出題。「受注生産が多くなっているし、食べたい人だけが作って食べることでごみの問題もなくなるのでは」との回答に、うなずく他の参加者の姿が見られました。

それぞれの回答から話が弾んでいきます
その他にも、「なぜ学校に通うのか。どのようないいことがあるのか」「障害者が働きやすい職場はどんな職場か」「インターネットが使えないとどうなるか」など、さまざまなテーマで話し合いました。小学生の参加者には、学生スタッフが分かりやすいように質問を言い換えたり他の参加者がフォローしたりと、和やかに進行しました。

これからの生活の中で取り組んでいきたいことを考えました

「これから取り組んでいきたいこと」を発表する参加者
母と妹と3人で参加した女の子は、「すごろくを通してSDGsを考えられて楽しかった」と話しました。学生スタッフの吉川未祐さんは「自分も知らないことがまだまだあるので、参加者の皆さんと一緒に学んでいけたら」とイベントへの思いを話し、「大人の意見は参考になるところも多く、子どもの参加者からは最近の小中学校の状況を聞くことができて良かった」と振り返りました。(牧)
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更新日:2022年02月14日