2022年1月29日 プロペラモーターカーを作ろう
基礎を学び、応用を考える
日進市少年少女発明クラブの「プロペラモーターカーを作ろう」が29日、市民会館で開催されました。6年生クラスで令和3年度5回目の開催となる同講座に参加した9人の子どもたちは、プロペラモーターカーを組み立てながら接着の理論などを指導員から学び、より速く、真っすぐ走らせるにはどうしたらよいかなど、工夫を凝らしました。
子どもたちは、「接着剤はなぜくっつくのか」についての説明を受け、電池で動くプロペラモーターカーの組み立てを行いました。組み立てには、接着剤、結束バンド、ハンダごて、セロハンテープとさまざまな道具を用います。指導員や学生サポーターは、子どもたちに組み立ての際のこつや安全上の注意事項を伝え、組み立てを見守りました。
出来上がったプロペラモーターカーを廊下で走らせます。真っすぐ走らなかったり、ほかのものより遅かったりしたら、なぜそうなったかを指導員と一緒に考え、改良に取り組みました。車軸のバランスを直してみたり、プロペラをセロハンテープで大きくしてみたりと、目を輝かせてさまざまな工夫を凝らしていました。
改良したプロペラモーターカーを使って、廊下で競走を行いました。3グループの1位が集まった最終戦で見事優勝に輝いたのは、福田大智くん。改良の際に取り組んだことを尋ねたところ、「勝てたのは運が良かっただけで、工夫はほとんどしていないけれど、色を塗るのを頑張った」と謙遜しながら話しました。真剣そのものの表情で組み立てていたその情熱に、応えてくれたのかもしれません。
さまざまなものづくりを通じて科学や物理学の基礎を学ぶことのできる少年少女発明クラブは、今年度で10周年を迎えた人気の講座です。市内の小学校4年生から6年生を対象に、令和4年度も学校で参加者を募集する予定ですので、興味のある人は申し込んでみてはいかがでしょうか。(本)
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更新日:2022年02月03日