2021年10月27日 令和3年度後期寄せ植え教室

ID番号 N12424

更新日:2021年11月04日

日進を華やかに

<市民スタッフ 大岡奈美子>
市役所正面のお花のきれいさにはいつも癒やされます。数種類の植物を同じ鉢に植える「寄せ植え」。観賞は好きだけれど、自分で作るのは難易度が高いと思っていましたが、そんな寄せ植えを手軽に楽しもうと、10月27日、市民会館で講座が開かれました。

一人一人、こんなに手厚い準備がしてもらえます

一人一人、こんなに手厚い準備がしてもらえます

この寄せ植え教室はもう10年以上も続く日進市の講座で、年に2回開かれています。楽しみにしている人も多い人気の講座で、今回も応募多数のため抽選が行われました。講師は日進市を中心に活躍をしているプリンセスガーデンクラブの代表只井桂子さんをはじめとするメンバー計8人。ガーデニングの知識が豊富で、資格取得者も多い結成26年の同クラブは、日進市役所正面や野方三ツ池公園のハンギングバスケットも定期的にお世話をし、季節のお花を飾っています。今年は、東山動植物園の植物園での花飾りの依頼も受け見事な作品を作って多くの人を楽しませました。市役所や野方三ツ池公園の前を通るたびに、誰がお世話をしてくれているのだろうと思っていたお花たち。そんな経験豊富なプロ集団がお世話をしてくれていたとは、あのきれいさに納得です。
秋のお花。知らない名前ばかりでした

秋のお花。知らない名前ばかりでした

まず、「日進市のお花は?」との質問に、私も含めて「アジサイ」と答えることができました。「では、日進市の木は?」との質問には、「ええと…」と詰まってしまい、「キンモクセイ」との声に、へえと驚きました。続いて先生の持っていた今、旬のお花たち。花の名前にうなずく人の横で、普段聞かない花の名前の多さに、思わずメモを取りました。お花を支える土はどのような状態がいいか、どのような栄養素・肥料が必要なのか、から始まり、植える順番だったり、植え方だったり、知らないことだらけでした。説明を聞きながら実演を見て、そのすぐ後に自分で作業をするという方法を繰り返し、着々と仕上げていきます。丁寧に説明をしてもらえた上、各テーブルには心強いプリンセスガーデンクラブのメンバーがついて、手取り足取り教えてくれるので、安心感に包まれながら作業を進め、みるみる間にとてもすてきな寄せ植えが次々と完成しました。

カボチャ一つとってもこんなに種類があるのには驚きました

カボチャ一つとってもこんなに種類があるのには驚きました

お花は季節感がとても大切。受付時に一人一つくじのように引いたカボチャを一緒に飾ると、一気にハロウィン仕様になり、華やかさが増しました。冬の寒さに耐えられるようにミズゴケをつけてもらえたり、水やりを含めたメンテナンスの方法までしっかり教えてもらえたり、本当に勉強になりました。そして、中でも只井さんがとても大切にしているのが、飾る方法。「出来上がったものをただポンと置くのではなく、飾り場を作って、周りも工夫をしてあげてすてきに飾ると、寄せ植えがそのお家に合ったものになり、楽しくなっていきますよ」との言葉に、目の前のすてきな寄せ植えたちがそれぞれの家でどのように飾られるのかワクワクしてきました。
藤島町から参加した人は、「前回、講座を受けることができなくて、お花だけもらって帰り、自分流に飾ってみましたが、やっぱり今日みたいにいろいろ教えてもらいながら作るととても可愛くできました。玄関にレンガを置いて今日の寄せ植えを置くスペースは作ってあるので、周りにカボチャを置いて、飾ってみるのもいいなと思います」と話しました。
寄せ植えの演出も大切なポイントです

寄せ植えの演出も大切なポイントです

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