2021年8月7日 愛知淑徳大学連携講座「イギリスの素敵な文化」

ID番号 N12156

更新日:2021年08月23日

さまざまな文化を知る

イギリスについての紹介や、講師のイギリス滞在時代の思い出など、イギリスにまつわるさまざまな話を聞くことができる講座が7日、市民会館で開かれました。10人の受講者は、講師から語られる多種多様な「イギリスあるあるトーク」に聞き入っていました。
講師の話に耳を傾ける受講者

講師の話に耳を傾ける受講者

今回の講座の講師は、愛知淑徳大学文学部教授の二村慎一さん。講座の冒頭で二村さんは、「普段からイギリス研究をしているというわけではなく、実は英語学が専門です」と前置きをしつつ、「留学や在外研究でイギリスに滞在していた頃の、いろいろな体験や見聞きしたものをお伝えして、皆さんに知ってもらえればと思います」と話しました。
講師の二村さん

講師の二村さん

全2回の講座の1回目となる今回は、イギリスについて挙げられることの多い「イギリスあるある」について、二村さんの実体験も交えながら話しました。「食べ物がおいしくない」という、耳にすることが多いイメージについて、「イギリスの食文化として、ディップ(調味料)を付けて食べるものが多く、素材そのものに味付けはあまりしないので、おいしくないというイメージがついているかもしれません」と解説。他にも「アフタヌーンティーは現在では観光客向けの側面が強く、イギリスの人はホットチョコレートなどをよく飲んでいました」など、二村さんが実際に見聞きしてきた現地の話も聞くことができました。
メモを取りながら話を聞く姿も

メモを取りながら話を聞く姿も

二村さんが滞在していたイギリス・コヴェントリーでは、道端で野生のリスやウサギを見掛けることも多かったそうです。留学中に撮影した、野生のリスを収めた風景動画が紹介された他、「水鳥の群れが道路に止まっていて車が通行できず、動き出すのを待っているため遅刻します、と連絡がくることもあります」と自然豊かな一面も語られました。食文化や環境など、二村さんが体験したイギリスのさまざまな日常の話に、受講者は興味深く聞き入っていました。
この日受講した女性は「自分がイギリスに行ってから何年も経っているので、最近のイギリスのことを知りたくて受講しました。今のイギリスの文化に触れられ、いろいろなイギリスの物も見られて良かったです」と話しました。(牧)
当日会場に展示されたイギリスゆかりの小物

当日会場に展示されたイギリスゆかりの小物

さまざまな絵柄のティータオルも並べられました

さまざまな絵柄のティータオルも並べられました

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