2021年6月26日 「男女共同参画週間」啓発イベント
ありのままの自分を大切に
6月23日から29日までの「男女共同参画週間」に合わせ、本の特集展示やパネル展示など、さまざまな啓発イベントが図書館で開催されました。26日には、男女共同参画に関するアンケートや、人権擁護委員による絵本の読み聞かせが行われました。
エントランスホールでのパネル展示
エントランスホールではパネル展示が行われ、今年度は「育メン介護メン(イクメンケアメン)」をテーマに、育児や介護に携わる男性の現況が紹介されました。6歳未満の子どもを持つ夫が育児や家事に関わる時間、男性の育児休業取得率、同居者を介護する男性の割合など、さまざまな数値データが示されており、いずれも年々増加していることが分かります。
この日は、男女共同参画に関するミニアンケートも実施されました。展示されている男女共同参画にまつわる用語解説パネルを見て、展示された用語に対しての感想や実体験などを回答するアンケートです。「女性は数学が苦手で男性は細かい気遣いが不得意」のような無意識の思い込みや偏見のことをいう「アンコンシャス・バイアス」や、育児や介護など日々の生活の中にある無償労働を示す「アンペイド・ワーク」など、さまざまな用語が紹介されました。
読み聞かせを聞く参加者
人権擁護委員による絵本の読み聞かせ
人権擁護委員によるお話会では、絵本の読み聞かせが行われました。他人を思いやる気持ちや、ありのままの自分を大切にすることが描かれており、いずれもお話を通して、人権とは何かを感じられる絵本です。参加者は、優しい声音で語られる読み聞かせを楽しみました。
お話会の後、人権擁護委員の丹羽元子さんは「絵本に出てきたキャラクターたちは、家族や周りと違っていても、自分のことを嫌ったり恥ずかしがったりせずに自分らしく生きています。みんな違ってみんないい、という人権の基本になる考え方をこれからも覚えていてください」と語り掛けました。(牧)
この記事に関するお問い合わせ先
情報広報課広報広聴係
電話番号:0561-73-3149 ファクス番号:0561-73-6845
更新日:2021年07月07日